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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

貪欲に仕事をとろうと思ってはいても・・・

私も開業まる6年たち7年目に入っています。
一歩ずつ進んできたとは思いますが、事務所経営という点でみるとまだまだかなと思います。
経営ということはより多くの利潤をあげるということですが、回りの利潤をあげていそうな社労士をみると、結構貪欲に仕事を取っている印象があります。
チャンスがあれば何でも飛びつき、顧客の要求にどんどん答えうまくやっていく。
私はといえば、自分の任ではないなと思う仕事は断る場合もあるし、信頼関係がもてないと思う顧客については、お付き合いをそこで終わらせるなどします。
「貪欲さ」がいまいち足りなかったなという反省のもと、実は今年は貪欲さを持って仕事をとらなくてはと考えていました。
そんな中、今までやったことのないある業種の就業規則見直しの引き合いがありました。
その業種は労働時間などで通常の業種とは違う面があり、ややこしい決まりごとなどがあります。
でも、就業規則の基本はどの業種でもいっしょですから、その業種のややこしい部分だけをカバーすればいいはずです。、とりあえずお客様と面談することにして、関連書籍、関連行政、団体のサイトの資料を熟読して、ややこしい決まりごとを全て頭にたたきこみ、先週お話をしてきました。

私の場合、初回は無料でご相談をお受けして、その場でアドバイスできることはするし、面談の後、必ずA42~3枚のリポートを作成して、現状のお客様の問題点、改善点などを指摘した上で、見積書を作成してそれについても多少の説明を加えます。
メールで見積書を送ってもよいとおっしゃるお客様にはそれらを添付してお送りします。
前述のお客様にも同様にして、先週2時間ほど面談して、昨日見積書とリポートをお送りしました。
そのリポートの最後に、私のスタンスはあくまでも法令遵守であること、「脱法行為的なうらわざ」を求めているのであれば、私はご期待にそえないこと、法令遵守することにより良い職場環境を作るという企業の社会的責任が果たせるし、労使トラブルなどがあっても自らの正当性を主張できること、結局、法令を守るということは会社を守るということになるという持論を書き添えました。

そんなことは、普通のお客様には書かないのですが、面談をした印象で書いておこうという気持ちになったのです。もちろん、面談したときに私のスタンスはお話してあります。
これ以上は守秘義務もありますし書くことは控えますが、見積書をお送りした後、すぐに長文のご返信をいただきました。
その内容も書くのは控えますが、それを読んで、私の方から「このお話はなかったことにしてください」とご返信しました。
日頃から、「法令遵守なんて教条主義的なこといってたら、とれる仕事もとれないぞ」と言っていた外野の人(夫)も、お客様のメールの内容をちょっと話すと、「やめた方がいいかもな」と言ったということも判断の材料になりました。

良かったことは、お客様からお預かりして拝見したその業界の就業規則が別にどうということはないということ、独特の労働時間の部分さえカバーすれば、いくつか拝見した就業規則のどれをとっても、私の作る就業規則の方が圧倒的にすばらしいということがわかったことです。
 就業規則の役割は、法令にあるグレーゾーンの部分を最大限会社の裁量の範囲でクリアーにすることにあります。それを理解していない就業規則が結構あるということが今回もわかりました。
今年は貪欲に仕事をとりにいこうと思っていたのに、のっけからこれかと疲労感を感じましたが、同時に、パカボンパパの「これでいいのだ」というせりふを思い浮かべたのでした。

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