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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「さとり世代」は進化した人類だと思う

今朝の朝日新聞に「さとり世代」と呼ばれる若者のことが掲載されていました。
10代から20代半ばぐらいまでの世代のことで、ネットで広がった言葉ということです。
車やブランド品に興味がなく、賭け事しない、お酒もあまり飲まない、恋愛にも淡白とあります。バブル崩壊後の経済が低迷した時代、しかし、もの心ついたときからインターネットを享受して情報量は多く、本もよく読むので物知り。結果をさとる賢さがあるので高望みしない。などとあります。
消費してほしい車メーカーなどは大変な危機感をもっているそうですが、記事を読む限り、私にはどちらかというと好感をもてる印象があります。
大量消費して経済を回すなんてもう行き詰っているし、一部の投資家が株価を動かしそれに一喜一憂するなんて、どうなの?と思っているからです。

おそろしく高価なブランド品のバッグなどを見ても、国産メーカーのそこそこのものと比べて、10倍もの価値がある物には私には見えないので、ブランドということだけで飛びつかない人たちには好感がもてます。
東日本大震災をきっかけに、今までの社会のあり方はどこか間違っていたのではないかという言説が見られるようになりましたが、最近では、すっかり影をひそめてしまいました。
「さとり世代」という人たちは、高度経済成長期の頃の人たちと違って、働き方もそこそこでよいと思っているらしく、あるアパレルメーカーの人の話によると、店長になれと勧めても「大変だからなりたくありません」と断るそうです。
そういう人たちが増えれば、日本の長時間労働を前提としているような企業の働き方は自ずと淘汰されていくかもしれません。

今までと同じものが売れなければ、買ってもらえるように企業も「さとり世代」にとっての価値ある物は何かを探り、ものづくりをしなければならなくなるでしょう。今までと同じ価値観では立ち行かなくなるでしょう。
その世代のある若者の話として、将来の夢は「寛容で大らかな大人になれればよい」、彼女がいなくても「みんなと仲良くできればそれでいい」とありました。
競争、競争、あげくはなんでもかんでも自己責任などというぎすぎすした社会とは違う社会を作っていける人たちではないのかなと、ちょっぴり期待してしまいます。
彼らは、きっと進化した人類なんじゃないかと思うのでした。

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