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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「夜のお仕事」も卒業

                  桜2013
当地は桜が満開です。今年は入学式に桜がなく卒業式に桜が咲いているという変則的な年になりそうです。
写真は、先週末、さいたま市にある「見沼たんぼ」という条例で宅地化が制限されている広大な田んぼや畑、林などのある地域に行って撮ったものです。
卒業式といえば、私も自分で勝手に「夜のお仕事」なんて言っている全国社会保険労務士会連合会で行っている相談業務の最後の当番日を昨晩無事終えました。

労働者向けの電話相談で平日17時から20時まで、ひっきりなしにかかってくる電話に応対して様々なご相談をお受けします。
交替でメールでのご相談にも応えますが、その時間内に3通ぐらいのメールの返事を作成するということと、記録が残るということであまりやりたがらない方も多いらしく、私はいつでもメールやりますよと言っていたため、月2回の当番日のほとんどがメール担当になる場合が多かったです。
1通の相談につきA41枚ぐらいの返事になりますが、1時間半から2時間で終了できますので、その後は電話もとるというような感じでずっとやっていました。

この事業は厚生労働省から全国社会保険労務士会連合会が委託を受けて行っていましたが、来年度はこの事業が廃止になるとのことで、事業そのものがなくなるため私も相談員卒業です。月2回にしても都内にある連合会の事務局まで出かけ、かなりハードな内容の相談にも答えるため、とても勉強にはなるのですがぐったりと疲れ果ててしまうので、今年度で辞めたいと内心思っていました。
来年度は、連合会が独自に個別労使紛争に特化して電話相談事業を行うそうで、引き続き相談員を続けてくださいとのご連絡もありましたが、時間が昼間になるということもあり、私はお断りしました。

そんなわけで、昨日は最後の仕事となりました。
3通のメールにお答えして、電話をとりましたが、終わってみれば1時間も話していて、20時までなのに、すでに20分も過ぎていました。他の相談員の方はとっくに帰ってしまっていました。
私は、相手が納得してありがとうございました、と自ら電話を終えるまで自分から切り上げようとしたりはしないので、長くなることもあります。
長く話す方は大抵「ありがとうございました」と言って最後は電話の向こうで泣いてしまいます。
昨日は男性でしたが、やはり泣いてしまいました。
私は、出された問いについてまずは法律的な考え方を伝えます。そして、今の問題についての行動の選択肢を示します。考え方の選択肢を示す場合もあります。皆さん、八方ふさがりのような気持ちで電話をかけてくる方が多いのですが、そうではないということを示してあげるわけです。
今、現実の社会で起きていることがわかって、私はまだまだ世間を知らないと思える仕事でした。
昨晩は、外に出ると冷たい雨、近くの小学校の桜がほんのりと夜の街に浮かび上がっているように咲いていました。
「あー。終わった」と思いつつ帰路についたのでした。

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