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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

1票の格差是正はいつ?

「1票の格差」が言われてから随分たつし、最高裁も違憲状態と判断しているのに是正は遅々として進みません。
高裁とはいえ、とうとう選挙無効の判決も出たので上告後の最高裁判決が注目されます。
言うまでもなく憲法はわが国の最高法規であり、法律以下の国家行為は制約され国家機関は憲法を尊重して擁護しなければいけません。
最高裁判所には憲法で違憲審査権が与えられているのですから、国会は最高裁の違憲状態との判断にさっさと従い、現状の是正をしなければいけなかったはずです。
何故進まないのか?
決める人が利害関係のある国会議員で、合意をとりつけ多数決で決めるという民主主義は、時として物事がなかなか決まらないめんどくさいシステムだということもあるでしょう。
それだけではなく、それを望まない一般国民も結構いるということなのかもしれないと私は思います。

私自身は随分前からおかしいと思っていました。地方では都市部で落選する票数の半分もない票数で当選する人がいるなんて、変だなあとずっと思っていました。
そう思わない人は、国会議員について誤解しているのだと思います。
国会議員は「おらが村の先生」ではなく、全国民を代表する人です。憲法にちゃんと書いてあります。(第43条 両議院は全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。)
議員は全国民の代表ですから、地元の利益などではなく、国民全体の利益を実現するために活動しなければいけないはずです。
その地域の利益誘導のために存在しているわけではありません。
そう考えれば、別に各県一人とか必ずいなくてもいいとも思うし、一人1票の価値は平等でなければならないと思います。
憲法にある「法の下の平等」(第14条)にも反することです。

しかし、地方の人たちが自分の地域から国会議員がいなくなると困ると考えるのは、やはり地方自治というものが確立されていないということがあるのかもしれません。
そのあたりになると私もあまり勉強していないので、聞きかじり程度ですが、国の補助金にしても使い道などが制限されているようだし、地域のことは地域の市区町村議員だけがどんどんできるシステムにはなっていないらしい。
そうすると、様々なシステムを改革しない限り簡単にいく問題ではなさそうです。
票数により上から順番に人数分だけ決めるというすっきりした形になるのは、ずーっと先か永遠にこないのかなとも思う今日この頃です。

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