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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

自分のセールスポイントは何?

2月23日のコメント欄で以下のようなご質問をいただきました。


①社労士を開業して勝負するにあたって自分のセールスポイントは何にしたか?  ②その理由は?


と、何やら就職試験の面接を受けているような気分になりましたが、コメント欄では書ききれないと思うので、ブログ上で答えを書かせていただきたいと思います。


確かに私は「社労士事務所 きぼう」という屋号で、「社会保険労務士の私」を商品として商売を始めたわけです。商品にはセールスポイントが必要ですね。自分自身を商品としている以上、そのセールスポイントは自分の今まで生きてきた軌跡の中に見出すしかないでしょう。

私もそこそこ長く生きてきましたから、様々なことを経験して今日まできました。それをあれこれ書くのはあまりにも個人的な話になってしまうので、ここでは控えたいと思います。もしかしたら、いずれ何かの折りに書くことがあるかもしれませんが。社労士の仕事ということに限れば、やはり大学の通信教育課程で法律を学んだということが大きかったと思います。


当ブログの一番最初の頃に書いたように、大学では100通余りのレポートや論文を書きました。単位を取得するために筆記試験も受けました。試験は50分です。A4用紙の1.5倍ぐらいの長さの回答用紙に例えば憲法なら「私人間効力」とか、「最高裁判所の違憲審査権」とか「内閣総理大臣の権能」、商法なら、「株主代表訴訟について述べよ」、刑法なら「正当防衛について」などとたった1行の問題文が書かれています。それについて、論文形式で答えを書きます。判例の書かれていない六法を持ち込むことはできました。


民法総則では、「声をかけられてつい入ったビルの一室であれこれ言いくるめられて布団を買ってしまった。家に帰って後悔してやっぱり買いたくないと思い返した。(原文はもっと複雑で長い)」こんな場合の民法における法律関係を述べよ。なんて問題です。


そんな試験をたくさん受けて合格して4年で卒業することができました。通信教育課程では卒業することだけでも大変です。途中で挫折する学生がたくさんいます。私が卒業した時は、卒業生が法学部14人、文学部25人の39人でした。全体の在籍人数は1200人以上いた中でです。卒業までに平均6~7年かかるのが普通です。4年で卒業したということは私の中で大きな誇りなのです。


卒業論文は担当教授の推薦を受けて校友会の学生研究奨励賞という賞をいただきました(なんと副賞が5万円です)。


ブログを読んでくださっている皆さん、自慢しているみたいに聞こえたらごめんなさいね。そんなつもりは全然ないんですよ。以上のことは、普段はほとんど人にしゃべったことはありません。親友と家族ぐらいしか知らないことです。それでも、「私は自分なりに法律をしっかり勉強した」というプライドを持つことができました。


案外法律の勉強と相性がいいということがわかって、今日まできたわけです。


自分のセールスポイントを敢えて言うとしたら、「うちに秘めたプライド」でしょうか。人から見たら大したことないことかもしれませんし、誰かに語ったこともないのですが、自分の中では「私はこれだけやれた」という強い思いがあります。今後も様々なことを知るために勉強をし続けようという自らを励ます根拠を持つことができたのです。


「自らを鼓舞するための拠り所」を「内なる自分」の中に見出すことができるということが私のセールスポイントです。


「何のこっちゃ?」と思われるかもしれません。私は「自分を信じて主体的に動く」精神の有りようが自分にとってのセールスポイントだと考えています。


具体的に言えば、前述の経験から文献を読み、考え、自分なりの文章にまとめるという訓練はしてきたつもりなので、それについては多少の自負があります。けれど、そういうことに対する評価は他人が決めるものであって、自分からことさら言い立てるものではないと思います。


独立開業というのは、ある意味では孤独の中で仕事をすることです。「自主自律」の精神を持つことは大切なことと考えます。結局、私のセールスポイントは「私自身=私というパーソナリティ」としか答えが思い浮かびません。


これでは、就職試験の面接はアウトですね。やっぱり私には独立開業の道しかないのでしょう。

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コメント


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鈴木さん、本当に細かく教えて頂きありがとうございました。
なんだか普段人には言わない事まで述べて頂き恐縮です。

結論から言うと、自分のセールポイントは自分自身の存在そのもの、個性ということですね。

あと一つ関連して教えて頂きたいのですが、
社労士として経営を行っていく中でセールスポイントを武器にアピールするということは経営上重要なことだと思います。
鈴木さんはどのような方法で自分のセールスポイントをアピールしてらっしゃいますか?

質問続きで申し訳ありません。
ご教授お願いします。

卯年 | URL | 2007年02月27日(Tue)17:55 [EDIT]


卯年さん
こんにちわ

あまりお役にたてなかったかもしれませんが、考える材料のひとつになれば幸いです。

さて、今回のご質問ですが、いい方法があったら教えていただきたいと思うぐらい、正直に言ってわかりません。

今のところはまず自分の回りの人に自分を知ってもらうというところから始めています。
具体的には、支部の例会や県会の研修になるべく多く出席したり、積極的に先輩方と名刺を交換していただく、年金相談などの仕事があれば積極的に手を上げてやらせていただく、支部の掲示板に投稿する、自主勉強会に入会して勉強させていただくとともに、懇親会等にも積極的に参加する、等、等、でしょうか。

飛び込みの営業活動もDMも、結局は自分を知ってもらうというのが原点ですよね。その後の評価は相手が決めることと考えます。

変に目立つのも、しゃしゃり出るのも、お世辞を言うのも嫌いなので、さりげなくスマートに自分をアピールしたいと思いますが、特別に何かをしようと考えたことはありません。

人に認められたいと思うなら、認められるに値する人になるよう努力することが最も近道ではないかと思います。見る人が見ればその人の品格はわかるものだと思います。

また、また、答えになってないかもしれません。
卯年さんの面接試験には、どう頑張っても不合格かしらね。


おばさん社労士 | URL | 2007年02月28日(Wed)13:37 [EDIT]