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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

均等法の目的

昨日、パートタイマーで働く人の早産率が高いということについて、男女雇用機会均等法にある条文について挙げました。
そのときに久しぶりに均等法の目的条文を読み(第1条)、第2条ではわざわざ基本理念も明文化していることに気がつきました。(今さらですが)
目的条文では、憲法の法の下の平等を保障する理念にのっとり、男女の均等な機会と待遇を図り、女性労働者の就業に関して妊娠中出産後の健康の確保を図る措置の推進とあります。
2条の基本理念では、さらに念押しするように労働者が性別により差別されることなく、女性労働者は母性を尊重されつつ充実した職業生活を営むことができるようにすることが基本理念だとしています。

私は単純に母性の尊重と読んでいましたが、今一度考えてみると、妊娠、出産というのは女性だけに起こる出来事?であり、職業生活において男性と同等に働こうとした場合に足かせになる場合があります。
均等法にある理念、性別による差別撤廃を実現させようとすれば、女性だけが抱え込んでいる妊娠、出産について不利益にならないようにするのは当たり前だし、母性保護も当然のことなのだと思い至ります。
実際に妊娠、出産を経験してみると、こんなすごい経験ができない男ってかわいそうと私などはひそかに思っていますが、職業生活ではお荷物扱いされる場合も多く、法律で縛りを入れざるを得ないということなのでしょう。
男女雇用機会均等法が、女性の宿命ともいうべき妊娠、出産が職業生活において、不利益をもたらすことのないようにカバーしていくための法律でもあると思い至ります。

そんなことを考えている昨日、今日と、日本維新の会の橋下代表の発言がメディアで話題になっています。「本音で何でもいっちゃうボク」をアピールしているのでしょうが、今回は批判も多いようです。
私が疑問に思うのは、戦争という極限状態の中では慰安婦は必要だという言説です。戦争になったら女性は望まない性交渉を強要されなくてはいけないのでしょうか。兵士たちは何故欲望を抑制することが求められないのでしょうか。戦争は全ての人間の尊厳も何も踏みにじるものなのでしょうか。それなら、そんなことが起きないようにしようという方向にいかなくてはおかしいと思うのですが、彼はそうでもなさそうです。
男女雇用機会均等法の条文を読んでいて「女の宿命」みたいなものを考えてしまったので、そんなことまで頭に浮かんできてしまいました。

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