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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

職場での喫煙

かなり前に「喫煙時間は休憩時間?」という記事を書いたことがあります。(過去記事参照)最近の職場は受動喫煙の害を避け分煙制にしているため、喫煙者が勤務時間中に席を外して喫煙場所に行くと、その間働いている非喫煙者はそれだけ多く働いていることになり、非喫煙者から不満が出ることがあるというような内容です。
私が就業規則を作るときには、喫煙については休憩時間中のみ、決められた場所でとすることが多く、特に事業主さんから反対意見が出ることはありません。
事業主には快適で安全な職場環境を作る義務がありますから、有害だとはっきりしている喫煙を職場内で野放しにすることはもう許されません。
それは、多くの事業主さんも理解されていることと思います。
と思っていましたが、今朝の朝日新聞の労働欄の片隅に、職場で喫煙のためにちょくちょく席を外す人がいるとの投書が掲載されていました。

介護施設でパートタイマーをしている方からの投書ですが、1回10分、1日5回ほどだそうです。そのような正規職員が多いとのことですが、パートには仕事のことで文句ばっかり言っているというのが不満ということです。
自分たちは1日50分も仕事をさぼっていることになるのに、パートには厳しいのは納得いかないというごもっともなご不満だと思います。
こういう不満が出るということは会社側も想定しなくてはいけないと思うのですが、喫煙者が多い職場だと喫煙者に対して甘くなるということがあるかもしれません。

最近、お医者さんで禁煙しようというCMがあります。喫煙習慣はニコチン中毒、一種の病気ととらえられるのでしょう。
仕事中に、ちょっとビール飲みたいから飲んでくるねなどと席をはずしていたら、たちまち懲戒処分でしょうか。普通の就業規則には酒気を帯びて勤務してはいけないと言うような条文が必ずあるからです。
喫煙も同じようなものではないかと考えるのはおかしいでしょうか。
酒気を帯びると誰でも注意力散漫になり仕事の能率も落ちるだろう、たばこはそんなことはない。それに普通は酒類は仕事を終わった後飲むものなのだから、昼間から飲むなんてとんでもないというのが多分理屈でしょう。
たばこは逆に興奮作用があり、仕事がはかどるという人もいます。真偽のほどは私にはわかりません。

分煙制にしていれば、非喫煙者には迷惑にならないのだからいいだろうと思うかもしれませんが、非喫煙者の多くはまず匂いが嫌いという人が多いですね。私も、たばこを吸ったばかりの人は匂いですぐわかります。
以前、ある喫煙者から借りた資料をひもといたらタバコの匂いがしてびっくりしたことがあります。タバコの匂いはかなりきついものです。
嫌いな匂いをかがされるのは迷惑ということで、喫煙者の存在そのものが私には迷惑ということになるのですが、喫煙の害が言われだしたのはここ20年~10年ぐらいの間のことだと思うので、ずっと許容してきた長い歴史にはかなわないということなのでしょう。
冒頭の職場の方は、パートタイマーで団結して申入れをするような方法しかないと思いますが、多分なかなか難しいでしょう。
労働者の雇用環境はそれほどよくなっているとは思えないのに、労働組合の組織率が下がってしまっているので、個別の不満をもっていてもなかなか声には出せないだろうなと思います。

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