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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

女性手帳に違和感

政府は少子化対策の一つとして「女性手帳」なるものを配布するそうです。
内容は妊娠、出産に対する注意事項のようなものだそうで、高齢出産の危険性なども書かれているらしく、どちらかというと、危険性のない若いうちに子を産んだ方がいいですよ的な内容と思われます。
現政権は憲法改正草案などでもそうですが、国民を縛ろうとする傾向がありますね。
私はそういうのは好きではないので、女性手帳にも違和感を覚えます。
妊娠・出産を女性だけに押し付けてる、妊娠、出産は個人の選択に任せられるべきで国の関与はいらない、少子化は若者の雇用環境なども変えない限りだめ、等、等、反対意見も報道されています。
高齢出産の危険性などは、知らない人もいるかもしれないけれど、知っている人の方が多数派ではないでしょうか。
20代で産んだ方がいいですよと言っても産める状況になければ産めないわけで、何故産めないのかをもっと研究していただいた方がいいと思います。

今の日本だとまず結婚しなければ子どもを持ちにくい。未婚の母に対する偏見は根強いし非嫡出子は相続などで差別されています。女性が一人で子どもを育てるのも大変です。従って結婚してから子どもを産もうと考える。しかし、結婚ということに対して、積極的になるのは30代という女性も少なくないのではないでしょうか。
会社である程度のキャリアを積みたいという人もいるでしょうし、お相手となる同年代の男性が結婚に積極的になるのはやはり30過ぎてからと考えられますから、20代のうちに結婚、出産までこぎつけるのは出来ちゃった婚をのぞけば、昔に比べてかなり少ないのではないでしょうか。
一昔前は、ある程度の年齢になっても独身でいることに対する家族や世間の圧力みたいなものが強かったけれど、今はほとんどないでしょうし、結婚に飢えてるという状況には20代では男女ともになかなかならないでしょう。
早く結婚して子どもをつくりなさいというのであれば、共同作業?をする男性たちにこそ言うべきではないでしょうか。

ただ、単に子どもを早く産んでほしいというのなら、妊娠、出産しても安心して働き続けられる職場環境、保育所の拡充や未婚の母に対する手厚い援助、非嫡出子に対する差別の禁止などやることはいろいろあります。
個人的には、私は早く結婚して子どもを作りなさいなどと人に言いたくはないです。自分の人生は自分で選択して生きていくのが一番幸せだし、結婚、子どもをもつということも人に言われてどうこうすることではないと思うからです。私の感じる違和感は多分単純にそのあたりのことなんだろうと思います。

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