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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

マタニティハラスメント

ハラスメント(Harassment)を英和辞書で見ると悩まされることなどとあります。現在使われている例で、世の中に定着した感のあるセクシャルハラスメント、ほぼ定着したかなと思われるパワーハラスメントなどがあります。
本人の望まない言動により悩ませるという意味のようですが、他にもモラルハラスメント(一般的ないじめ・嫌がらせ)、アルコールハラスメント(お酒を飲めない又は飲みたくない人に強要して飲ませる)、スモークハラスメント(喫煙者の振る舞いにより非喫煙者が迷惑する)、などがあります。
社労士としては、セクハラ、パワハラなどはなじみ深いですが、マタニティハラスメントというものがあるということを最近知りました。
連合が行った調査(
参照)に略称の「マタハラ」なる言葉まででていて、へぇーと思いましたが、内容は、私が過去記事にした法律的に妊娠中の女性は守られているということを啓発したいというようなことなのかなと思いました。(過去記事参照)

これによると、働きながら子育てしたいと希望する人は78%もいるのに、働きながら妊娠、子育てすることについて法律で守られていることを知らないという人が50%もいます。
これは、私も実感としてあります。
関連セミナーの講師を務めたときや、各種相談業務を行ったときなどにあまりにも皆さんが、妊娠、出産に関する権利をご存知ないと感じていました。
この調査によると、約25%の人が自分又は周囲の女性が妊娠、出産により職場で不利益を被る「マタニティハラスメント」を受けたと回答しています。
どういう法律でどのように守られているか、そのあたりのことについては、前述の過去記事を参照していただけばわかりますが、今や、マタニティハラスメント(略してマタハラ)の被害者はセクハラの被害者より多いと、同調査ではなっています。(昨年の連合調査ではセクハラ被害者は17%だった)

連合では「マタハラ」を言葉として定着させたいようですが、初めて聞いたという人(恥ずかしながら私もそうでした)が79.5%と多数派で、意味も言葉も知っていた人は6%とかなりの少数派でした。
セクハラ、パワハラもそうですが、言葉が定着することにより人々の意識が変わっていくということがありますから、マタハラ(どうも響きがよくない感じがしますが)も、言葉が知られていくことにより変わっていくということがあるかと思います。
マタハラが起こる要因として、同調査では男性の理解、協力不足ということを挙げた人が50%います。
自分の身と関係ないことはよくわからないということもあるかと思いますが、男性の皆さんには是非想像力を働かせていただきたいと思います。自分もこの世の中に産まれたとき、お母さんは大変だったろうなとか、奥様が出産経験のある方だったらだいぶ意識は違うかもしれません。
言葉などなくても、過去記事に書いたように様々な法律がありますし、事業主に対しての不利益取扱禁止規定もありますから、働きながら、妊娠、子育てをしようという方は大いに法律を利用してご自分とお子様を守っていただきたいと思います。

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