FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

パートタイマーの社会保険加入条件(2)

必要があってパートタイマーの社会保険加入についての改正法(公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律)を確認したところ、ちょっと気がついたことがあります。
以前過去記事(
参照)に書いたように、現在の基準は1日または1週間の労働時間と月の労働日数の両方がその会社の正社員の4分の3を超えている場合に加入をしなくてはならないことになっています。
これについての法的根拠はなく、昭和55年6月6日に出された内部文書(
参考資料参照 7ページが該当文書です
)で、申し合わせをして適用を判断しています。
冒頭の法律により厚生年金保険法が改正になり、遅ればせながら法律の基準が示されたわけですが、条文には先の内部文書(内かん)にあるような「1日」という文言がありません。(8頁第3条参照)

第16条では、500人以下の事業所には適用しない旨が書かれていますが、ここでも「1日」という文言はなく、1週間の労働時間と一月の労働時間のみについて4分の3以上という基準が示されています。
私の関与先では、1日6時間、週4日のパートタイマーの加入が促されました。結局、労働時間を5時間50分にすることで加入しなくてよいことになりましたが、その人は週の労働時間でいえば24時間で正社員の4分の3以下です。
改正法の基準には1日の労働時間について書かれていませんから、改正法施行後は一日6時間でも加入しなくてよいことになるのかなと思います。
これについて、当局のお考えはと年金事務所に問い合わせてみれば、「法律条文もまだ読んでません」とのことで、まだ施行まで時間があるじゃないですかと、つれないお返事でした。
専門家のはしくれとしては、何でも新しい情報を仕入れておきたいのですけれどねー。まだ、見解などは出されていないようでした。
今後、何らかの解釈が出てくるのでしょうが、パートタイマーの加入については関心の高いところですから、現在の基準を踏襲するのならちゃんと条文に書いてほしかったし、わかっていて「1日」という文言を外したのなら、改正法施行後は加入についてぬるくしてあげましょうということなのかな、どうなのかなーと思うのでした。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する