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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

お客様に喜んでいただける仕事とは

人がプロに何かを依頼して報酬を払う場合、自分でできることに対してはあまり払いたくないと思うでしょう。自分にはとてもできないと思えば気持ちよく払える。
まあ、気持ちよく払える額にも限度があるでしょうから、報酬をいくらにするか考えるのはいつも難しいです。
開業2年目ぐらいに、「鈴木さんが安い報酬で仕事をすると社労士業界全体が安く見られるから、報酬を安くするのは全体にとってマイナスだよ」というようなことを、ある先輩に言われたことがあり、それからはなおさら報酬設定に頭を悩ますことが多くなりました。
16日の記事にした是正勧告のご相談ですが、最初に電話でご相談いただき、関係書類をFAXで送っていただき、さらにお話をして、期限がせまっていたということもあり、報告書作成についての報酬はこれぐらいでと、具体的に金額を提示しました。
お話を伺って、だいたいどのぐらいの時間を費やすかおおまかに考えて、かつ先輩から言われた安っぽくみられない、でもけして高いというわけではない額にしたつもりです。

一瞬、間があってから(のような気がした)「はい、結構です。それでお願いします。」とのお返事をいただきました。多分、報告書をちょっと書くだけなのに高いんじゃないかと思われたかもしれないなと思いました。
でも、私は、その後、担当官と交渉して期限を延期してもらったり、お客様がよくわからないままにしていたことについて、確認して明らかにしたりと、まずはお客様ができなかったことをしました。
次に、お客様のところに出向き詳細についてヒアリングして、それをもとに是正報告書を作成しました。
詳細は守秘義務がありますから控えますが、安全衛生法関連の事項で、私も得意分野というわけではなく、条文の確認をするとともに手持ちの書籍や行政のHP等で情報を集め、いろいろと勉強しました。

お客様はそれなりに是正をしていらしたのですが、できていないところもあり、それには理由がありますが、担当官が納得してくれなくては困るので、状況を説明しなくてはいけない。役所に提出するからにはそれなりの文章でなければいけない。
と、これ以上は書けませんが、こんな感じに書いて報告しましょうと、お客様に送りました。すぐにお電話があり、
「わたしらがいくら頭をひねっても、とてもこんな文章は書けません。ほんとにお願いしてよかったです。ありがとうございました。」と言ってくださいました。
というわけで、多分、私の提示した報酬について納得していただけたかなと、ちょっとホットしました。
後は、約束の期日にお客様に同行して担当官に面接をするだけです。
お陰様で、私も関連法令に明るくなれました。お客様にご相談いただくことで、私もいろいろと知識を増やし経験を積むことができます。ありがたいことだと思います。
今さらですが、お客様に喜んでいただける仕事とは、その報酬を高くないと感じることが結構大事かもしれないなと思うのでした。

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