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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

パートタイマーの社会保険加入

パートタイマーの社会保険加入については、以前過去記事にしました。(過去記事参照)
私の疑問は解けていませんが、とりあえず、現行の基準では、1日(不定期の場合は1週間)の労働時間、と1か月の労働日数が両方とも正社員の4分の3以上であれば加入することになっています。
過去記事に書いた関与先が(
過去記事参照)、パートタイマーの労働時間を5時間50分ではなく、6時間としたいとのことで、そうすると正社員の7時間50分に対して4分の3以上となってしまうため、1か月の労働日数を正社員の4分の3すればよいのですが、この会社は結構休日が多く、正社員の月平均勤務日数が19.75日で、それの4分の3というと15日で、週4日勤務だと4分の3未満に収まりません。
さて、どうしようと思っていたら、すっかり忘れていましたが、この会社は15時から10分間の休憩時間があり、実はもともと1日6時間の労働時間のパートタイマーは実労働時間が5時間50分だということに今さら気がつきました。


しかし、正社員もこの10分間の休憩時間があり、それを差し引くと7時間40分の労働時間で4分の3は・・・、そうやって計算するとやはり4分の3を超えてしまう。
就業規則をよく見てみると、正社員の休憩時間は「労働時間に含めるものとして有給とする」とあります。
パートタイマーもこの10分間は有給なのですが、単純に有給の休憩時間としているだけで、「労働時間に含める」というような記述はありません。
この会社は、私が大幅に就業規則を見直しているため、特に不都合でなければ古い条文も結構残っています。
この条文を素直に読んで、正社員の労働時間はそのまま7時間50分、パートタイマーは実労働時間5時間50分、そうすれば4分の3未満となります。
なんだか、苦しい解釈だけれど、まあ、これでどうにか抗弁できるかなとも思います。

いずれにしても、ぎりぎりの攻防なんですが、本来は加入について基準をみたせば加入しなくてはならず、本人や会社の希望など斟酌できません。過去記事にしたようにこの基準がそもそも法的根拠がないため、今まで結構曖昧に運用されてきたのだと思います。
社会保険料の負担は確かに大変です。
本人にとっては健康保険の傷病手当金、障害厚生年金等の「保険」という側面を考えてもらう、また、社会全体にとって保険料を負担する人が増えるのは有益というような理由を思いつくことはできます。
しかし、今まで0だった負担が賃金の約14%(40歳以上で介護保険料を入れると)分の負担をしなくてはいけないとなると、これはやはり大変だろうなと思います。
本来は、常用的労働者は労働時間、日数に関係なく加入とした方がすっきりすると思うのですが、今既得権をもっている人(本当に得かどうかはよくわからない)がいる以上、なかなか難しいなと思います。

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