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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

アンパンマンの「正義」に感服

連休明けにアンパンマンの作者で知られるやなせたかし氏の訃報が大きく報道されました。やなせ氏は、埼玉県の浦和駅前にある「浦和うな子ちゃん」といううなぎの街をイメージしたキャラクターの作者でもあり、浦和に住んでいる私にとって親しみのある方です。
「手のひらに太陽を」も作詞されていますが、軽快なリズムと手のひらを太陽にすかしてみると真っ赤な血潮がみえるという歌詞も好きです。
大正8年生まれの94歳ということですから、大往生といえるのでしょう。
新聞に掲載されていた氏の「正義」感にとても感服しました。

「声高に語る正義はうそくさい」「正義も悪もない。唯一ある正義はひもじいものに食わせることだけだ」第二次大戦で中国大陸に従軍した経験があり、みんなが食べるのに不自由した時代を知っているからこその「正義」だと思います。
私は、宮沢賢治の「社会全体の幸せなくして個人の幸せはない」という言葉が好きなのですが、まさにそのための方法論が「ひもじいものに食わせろ」だなと思います。
明治、大正、昭和初期を生きた人たちは「公と個」という命題について真剣に考えていたんだということを感じます。
だから、アンパンマンは自分をちぎって食べさせてあげてたんだ、私は何となくグロテスクでシュールだと思っていたのですが、正義を貫いていたんですね。

「唯一ある正義はひもじいものに食わせることだ」ということを世の中のみんなが思ったら、随分住みやすくなるのではないかなーと思います。
特に、アメリカの1%の金持ちに聞かせてやりたい。どんなにお金があってもまだ足りない、まだ稼ごうとしている人にもほんの少しでも見習っていただきたいです。
理屈をこねまわしていても、目の前にいる飢えている人が救えないのは正義ではない。重たくて強烈な言葉だなと思います。
こういう強烈(だと思う)な言葉を聞いたのは何となく久しぶりのような気がするのですが、昔は結構、こんな感じのことを言う大人がいたような気がします。
今、いなくなっちゃったなー、みんなどこへ行っちゃったんだろうねーと思うのでした。(自分も大人なんだからしっかりしなくちゃいけないんですけれど)

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