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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

CSRが求められる時代

天候に恵まれた昨日の午後、所属する社労士会の研修を受けてきました。
「社労士が行うべき労務監査とは」という題名にひかれて行ったのですが、前半はある雑誌に掲載されたブラック企業についての様々な情報で、それほど目新しいことはありませんでした。多分、導入部分としてそこから企業の評価である労務監査につなげるのに、みんなが興味を持てる題材だと講師の先生はお考えになったのでしょう。
私の隣に座った同期の会員も休憩時間に「引用だけだよねー」と言うので、「本人、責任とらなくてすむから引用は楽だよねー」などと、失礼なことを言っておりました。
後半に、私の知らなかったISO26000のお話があったので、それはそれで新しい知識が増えてよかったなと思いました。

ISOという国際標準規格のことは知っていましたが、それがCSR(企業の社会的責任corporate social responsibility)にまで及んでいるとは知りませんでした。国内委員会(参照)もあり、大企業だけではなく中小企業も取得できるように手引きなどもサイトにあります。
社会的責任を果たすための守るべきものとして
1. 説明責任 2. 透明性 3. 倫理的な行動 4. ステークホルダー(利害関係者、企業でいえば、顧客、取引先、従業員、地域社会など)の利害の尊重
5. 法の支配の尊重 6. 国際行動規範の尊重 7. 人権の尊重
とあり、まともな企業なら当然行っている常識的なことではないかと思いますが、これを取得するめために様々なチェック項目があり、特に労務管理分野において社労士の活躍できる場があるとのお話で、確かにそうだなと思いますが、それを仕事に結びつけるのにはなかなか難しいというところです。そんなこと言っていては前に進まないので考える余地はあると思います。

このようなことが大々的になっていくと、自然とダメなよろしくない企業は淘汰されていくんだろうか。CSRランキング上位の会社(これもある雑誌からの引用でした)を見ると、私が若かりし頃勤めたことのある会社が入っていました。
確かにこの会社は私がいた大昔から社員を大事にしている印象があり、働きやすかったです。でも、外資が半分入っていたせいか(当時のことで今はわかりません)能力のそれなりにある人には働きやすく、能力のない人には冷たいという印象がありました。
私と同時期に入社した同僚はよく泣いていました。
また、これもランキングに入っているある会社は私の親族が勤めていたことがあるのですが、大変な長時間労働でした。

ISO26000の取得は様々な点をポイント化しているので、企業の社会的責任を果たしていることとと働きやすい職場とは必ずしも完全には一致しないようです。
このあたりも社労士としてどう折り合いをつけていくのか難しいことだなと感じました。





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