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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

けんか上手な小泉氏の脱原発論

小泉純一郎氏が圧倒的支持を得て首相だったころ、私は支持する気にはなれませんでした。規制改革がどうのというより「女の勘」というヤツです。
大相撲の土俵の上で彼の言った「感動した!」という言葉は有名で大喝采を浴びましたが、私は共感できませんでした。
あの時、重傷を押して土俵に上がった貴乃花もどうなのと思ったし、負けざるを得なかった(ように私には見えた)武蔵丸がかわいそうだったし、何かいやでしたね。
それを「感動した!」だなんて、この人どういうメンタリティなんだろうと、不思議でもあり嘘っぽくも見えたけれど、今思うとお客さんに対するサービスだったのかもしれないとも思えます。
その小泉氏がこのところ脱原発論をどんどん加速させています。
「自民党議員の半分は脱原発に賛成。首相が決断すればできる」ととうとう首相に決断を迫るところまでいってしまいました。

ここまで言われると首相も何らかのリアクションを起こさないと国民に不信感を持たれるかもしれず、小泉氏は相変わらずけんか上手だなと感心します。
「最終処分場をどこにするか10年たっても決まらない。後始末もできないのに稼働させるのは無責任。脱原発に舵をきって自然エネルギーの産業を国を挙げてやればできる。経済効果もある」これらは、原発反対派が言い続けていることですが、小泉氏が発言することでメディアに大きく取り上げられ、やはり、彼の影響力はすごいのだなと感心します。
とりもなおさず、彼は原発を推進してきた自民党にいたわけですから、自身の変節を批判されてもいます。
でも、「人は変わる」と全然へっちゃらです。
確かに、人は変わるし変われる。福島第一原発の悲惨な状況をまざまざと見せられたのですから、原発なんてない方がいいと考えるのが率直な意見だと思います。

小泉氏の場合、使用済み核燃料をどうするかもできないで動かすのは無責任と、「敵」の痛いところをついています。こういうところも上手な言説です。イラクの人質事件でも「自己責任」という言説を広め、政府への批判をかわしてしまったことを思い出します。
そういうところは結局本質的には変わっていないようにも思いますが、意見を脱原発に変えてくれたのは、私としては歓迎したいと思います。
彼の一点突破の破壊力で脱原発になり、新しいエネルギーが生まれ産業も起こるとしたら素晴らしい世の中になるだろうと思います。
今朝の新聞である歴史家の方が「将来の人たちへの愛を持て」ということを歴史は教えてくれると語っていました。
歴史上の悪人とはどういう人かという話から最後の結論がそうなっているのですが、悪人と呼ばれないためには、目先の利益より未来に生きる人たちのことを考えるべきだと言っています。脱原発はまさに将来の人たちへの愛を強くもってやらなくてはいけないことだろうと私は思っています。

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