FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

歯科治療にもポイントがつくとは

今朝の朝日新聞にポイント制を導入している歯科医院があると報道されていました。
2006年から歯科のコンサルタント会社が運営を始めて、全国69,000の歯科医院のうち約400の歯科医院が加入しているそうです。
運営会社のウエブサイトでアンケートに答え、歯科医院の口コミを書き込むと治療内容により100円から1万円相当のポイントをもらえて、1ポイント1円として商品券や電子マネーに交換できるそうです。
私もドラッグストアや電気店、洋服店、スーパーなどのポイントカードを持っています。だいたいはそのお店で1ポイント1円として使える仕組みのものが多いですが、品物と交換するシステムの場合もあります。
一回につくのはたいしたことないと思っていてもいつの間にかたまって、結構使って得した気分になります。
しかし、歯科医院というのは問題があると思います。

報道によると、治療だけではなく患者を紹介した場合にもポイントをつけるそうですが、それらは結局診療報酬によって得たものの中から出ているわけで、医療行為とは関係ないことに報酬が使われていることになります。
また、現在の医療保険制度では全国どこでも同じ治療なら同じ費用というのが原則です。
ポイント制を導入すれば、ポイントの分だけ費用が安くなると考えられますから、その原則から外れてしまいます。
そのようなことが横行するのは歯科医院が増えて競争が激しいためのようです。
歯科医院といえども患者が集まらなければ経営がたちゆきません。また、医療行為は営利行為ではないとしても医院はサービス業だともいえます。
それなら、顧客サービスを向上させるのは当たり前という考え方なのかもしれません。

しかし、患者の立場になって考えてみると、技術が高くて感じもよくてよく説明してくれて、設備が最新、清潔、感染などにも極力気を使っている、そんな歯医者さんが私はいいです。
いくらポイントをくれるからといって技術が劣っているとか、感じが悪いとか、説明に不審があるなどがあると行きたくはないですし、ポイントをくれるという時点で?がつきます。
厚労省の省令では「値引きなど経済的な利益を提供して患者を集めてはいけない」としているそうですから、法令に抵触する可能性もあります。
そうまでしないと患者が集まらないということは、技術に自信がないのかなと疑ってしまいます。
だから、多分、そういう歯医者さんには行かないと思います。
でも、そのようにはっきりとしていないで同じような技術、設備、接客?だとすると、ポイントくれる方がいいという人も当然いるでしょう。
かくして、原則はくずれ、ぐずぐずになっていくのだろうか。
やはり、厚労省にはきちんとした見解を出していただきたいものと思います。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する