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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

DVに対する考え方の差

アメリカの自宅で妻に暴力をふるったとされ、逮捕された有名野球選手のことがメディアで盛んに報道されています。
離婚協議中の妻が鍵をかけて自宅に入れてくれなかったため、窓から押し入り妻の腕をつかんで寝室に閉じ込めた疑いとのことで、監禁罪とか暴行罪とかになるのでしょうか。
日常的に暴力をふるっていたというようなことはないと妻も証言していますので、いわゆるDV(domestic violence 広義には家庭内暴力、最近は配偶者間やパートナー間の暴力や人権侵害で使う)とはちょっと違うのかなと思いますが、彼の地ではそのあたり非常に厳しいらしく、瞬く間に逮捕されてしまったようです。
日本だったら、妻の通報により警官が来ても「夫婦間のいざこざ」という程度の解釈で、「まあまあ、うまく話し合ってくださいな」程度で逮捕には至らないだろうと想像されます。
このニュースを聞いて、しかし、このぐらい厳しくしないと配偶者間の暴力や人権侵害は防げないのかもしれないとも思いました。

私は、配偶者やパートナーに暴力をふるったり、支配的言動をして人権侵害する人はある種の病気だと思うので、無理に引き離すぐらいの強硬手段をとらない限りされている方の人権を守るということはできないのではないかと思います。
されている方がそういう関係がおかしいと気がつかない場合もあるようで、そうなってくるとなかなか複雑になるとは思いますが。
彼の地はそういう人権意識が多分高いのだろうなと思います。

それと関連して思い出したのですが、日本では様々な事情で親が養育できない場合に子どもを施設に預けることがあります。
それについて、言及していたあるテレビ番組での言説です。
子どもが小さいうちは、できればその子に愛情を注いでくれる人といっしょに育つのが理想だそうです。施設などではどんなにきめ細かくしようとしても子どもと一対一というわけにはいかず、職員を一人占めしようとする子がいたり、抱っこをせがんでばかりの子がいたりと、明らかに愛情不足の状態に陥ってしまうそうです。
そんな時に子どもがほしい夫婦にひきとってもらい、家庭の中できちんと向き合って育ててもらう里親を勧めても、養育放棄の状態になっているのに実の親はほとんど承知しないそうです。
自分で育てられなくても親権だけは手放さないというわけです。
しかし、アメリカやフランスでは1年とか、1年半そういう状態が続いただけで親の親権は取り上げられ、しかるべき家庭に養育を任せる制度になっているそうです。
ですから、彼の地では施設でずっと育つ子はほとんどいないと聞いて、私はちょっと驚きました。
日本との法律の違いがあるわけですが、その根底となる考え方の違い、おそらくは「人権」ということに対する考え方の違いなのではないかと思ったのでした。

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