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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

労働安全衛生法を思い出す

関与先から事業所の一つが50人超えたので安全衛生関係のことを教えてくださいとの連絡をいただきました。その会社は徒歩圏内にいくつかの事業所が分かれているのですが、場所ごとにみて50人超えたら選任義務のある法定の職がありますとかねてより説明していました。
取締役を除いた人数か確認したら、除いていなかったので、現在は50人になっていませんでしたが、いずれにしても新卒採用などがありますから、50人超えるのは時間の問題だということになりました。労働安全衛生法では、職場の労働災害防止のために事業所の規模ごとに様々な管理者の選任義務が設けられています。
50人以上になると、業種によりますが、安全管理者、衛生管理者、産業医の選任をして届け出なければならず、職場内に衛生委員会も設置する義務が生じます。
それに関する説明がでている労働局の該当サイトや、必要な講習について掲載されている関連のサイトなどをメールで連絡してから、お電話をして細かくご説明しました。
私もあらためて見てみましたら、私が社労士試験を受けたときと安全管理者の要件がちょっと違っていました。理系の大学卒業後実務経験3年と覚えていたのですが、今は2年なのですね。

衛生管理者の試験のことなども聞きたかったので管轄の労基署に電話してみましたら、安全衛生担当者が全員出払っていて何時に帰るかわからないとの返事でした。
あーた。それってどうなんでしょうねー。と思いつつ、管轄地域の隣の地域の労基署に電話してみましたら、こちらは担当官がいらして、いろいろと丁寧に教えてくださいました。
やはり「以前は3年でしたが、今は2年に変わったんですよ」とのことで、安全衛生関係の私の知識は随分さびついてしまったようです。
そちらは、指定の研修を受ければよいので、近日中に間に合いそうです。
衛生管理者は試験に合格しないといけないのですが、その試験の実施場所が関東地方の場合、千葉県市原市とちょっと遠いのですが、月3回ぐらいはあるようなので、比較的受けやすくなっているのですね。
年に一度埼玉県で出張試験があるとのことで、それが10月ごろ、だから、本来は50人以上になったら2週間以内に選任して届出義務があるのですが、試験準備中ということで多少は大目に見ていただけるらしいということもわかりました。 

受験や講習、産業医との契約など手間もかかりますが、会社としてはそれに伴って費用も発生しますし、何かと大変です。
産業医の費用っていくらぐらいなんだろうと検索してみますと、法定にある月1回の訪問で〇万円とか書かれている産業医を紹介する業者のサイトなどがあり、それはけして安い額ではありません。
労基署の担当官に教えていただいたとおり、現在健康診断をお願いしている医師が産業医の資格をもっているか確認して、持っていなかったら、医師会に尋ねるなどの方法がよいのだろうと、関与先にメールしました。
社労士試験受験生の頃、労働安全衛生法は何となくとっつきにくくて、苦手だったなあなどと思い出します。関与先と電話でお話ししたときに「それって罰則とかあるんですか?」と聞かれ、あわてて六法をひっくり返し、「選任義務を怠ると罰金50万円です」とお返事したのでした。
お客様のお蔭でまたまた知識が増えた喜ばしい出来事でございました。ハイ。

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