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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

労働力人口減少の穴埋め

先週、内閣府が今後50年の労働力人口の減少について発表しました。
女性や高齢者の活用が進んでも1170万人の減少、女性の活用などが進まなければ2782万人も減少するとしています。
労働力人口とは、15歳以上の人のうち現在職をもって働いている人と、職を求めている人(完全失業者)の合計で、学生や家事専業などで職を持っていない人や職を持つ気のない人を除いた人口です。
今後、日本は人口減少社会になるわけですから、減っていくのはまあ当たり前のことだといえます。
内閣府の発表では、最も悲観的な状況の場合42%の減少、女性が今のスウェーデン並みに働き、60歳以上の人が引退年齢を5年引き上げたとしても18%減るとしています。
だから、女性や高齢者を活用しないと大変なことになりますよ。と言いたいんでしょうか。
このグローバルな時代、まして、50年後、減った穴埋めは外国人がしてくれるのではないかなと私は思います。

先日、私の所属する社労士会の研究会で必要があって、ある会員が私にある書類を郵送してくれました。その人は自他ともに認める大変な相撲通で、必要書類の他に、多分遊び心で相撲協会が出している正式の今場所の番付を同封してくれました。
「あ~ら、おまけつきじゃーないですか」と拝見してみれば、各力士の出身地が書かれていて、日本各地以外におなじみのモンゴル、今話題のエジプト、その他ブルガリア、ブラジル、グルジア、中国、ロシア、チェコ、などと書かれていて、いつの間にか相撲界はすっかりグローバル企業になったんだと感心しました。
でも、外国人力士も日本人と全く同じ条件で働くことを求められるわけですから、一般のグローバル企業とはちょっと違うのかなとも思いますが。今のグローバル企業のイメージは、どちらかというと、外国人が働きやすいように環境を整え、日本人がそれに合わせるというようなイメージですから。

先ごろ騒ぎとなった浦和レッズの「JAPANES ONLY」のサポーターが見たらぶっ飛びそうな状況です。
労働力人口の減少も、多分、相撲界のように日本人と全く同じことをするように求められたとしても、日本で働きたい人は地球規模でみればたくさんいるでしょうし、何とかなるんじゃないのかと思います。
女性の活用などと言っても、男は企業の奴隷的な労働者として働き、女は家庭を守って子育てをするという前時代の価値観によって動いている企業が多い限り進むとは思えません。男と同じように働かされて、そのうえ家事、育児、介護までさせられて消耗するのはたまらんわというのが女性たちの本音だと思います。
女性の活用というのなら、労働力人口が減るから困りますなどと言ってないで、政府も本気になって長時間労働前提の働き方をやめさせるような政策をとらない限りは進まないと私は思います。

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