FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

セクハラ対策指針の見直し

男女雇用機会均等法の間接差別の見直しが行われ、今年の7月1日より施行されることは過去記事にしました。(参照)
同時に行われることとして、職場におけるセクシャルハラスメント対策の指針をわかりやすくするというのがあります。
職場のセクハラについては、均等法の第11条で事業主に対して雇用管理上必要な措置を行うことを義務づけていて、その措置についての指針が定められています。今般、指針に加えられたこととして、セクハラは同性に対するものも含まれると明記したこと、発生原因の背景には性別による役割分担意識に基づく言動があると考えられるため、こうした言動をなくしていくことがセクシャルハラスメントの防止を高める上で重要です。というようなことがつけ加えられています。

さらに、従来より記載されていた相談に応じることについても「放置すれば就業環境を害するおそれがある場合や、性別役割分担意識に基づく言動が背景となつてセクシャルハラスメントが生じるおそれがある場合などが考えられます。」と具体的に踏み込んで記載がつけ加えられました。
相談された場合に、大したことないとか、多少我慢しなさいなどということは事業主は言えなくなるでしょう。放置した場合にどうなるかを予測してその言動の背景まで意識して考えなくてはならなくなりますから、今までよりもきめ細かく対応していかなくてはならなくなります。
さらに、セクハラが起きた場合の対応として、被害者側へのケアについても書き加えられました。
労働条件面での不利益の回復と管理監督者や産業保健スタッフなどによる被害者のメンタルヘルス不調への相談対応とあり、被害者のメンタル面についても本人から相談があったら、きちんと対応しなくてはいけなくなります。

身体の接触など直接的な性的言動はわかりやすいですが、性別役割分担意識に基づく言動とはどういうものをいうのでしょうか。
大昔、私が会社員をしていたころ、上司の一人で「子ども産まない女は女じゃない」などと公言している人がいて、当時、20代半ば、すでに私は結婚していましたが、何がどうといえないけれど、なんかいやーな感じがしました。
これなど、今なら完璧な「性別役割分担意識が背景にある」「環境型セクハラ」(性的言動により職場の環境を悪くする)だったんだと思い至ります。
古き良き時代の職場はこんなオヤジの発言がまかり通っていたのですから、男性天国だったんだなーとあらためて思うのでした。
ちなみに、前記発言に対して「別に子ども生まなくても生物学的に女なら女じゃないですか」などと私は言っておりました。かわいくない部下だったんです。でも、同僚の女性社員には結構支持されていて、「鈴木さんが男だったら、あたし結婚したい。」などと言われておりました。なつかしい思い出です。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する