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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

不在者財産管理人とは?

当たり前ですが、世の中には私の知らないことがたくさんあります。むしろ知らないことだらけだと思いますが、先週、所属する社労士会の年金関係の研修に行ったときにも「?」と思った言葉があり、終了後に友人の社労士と食事したときに聞いてみましたが、知りませんでした。
年金機能強化法により、年金制度の細かい運用部分が変わることがいろいろあるのですが、所在不明の年金受給者に対する対応も変わります。
所在不明だったり、すでに死亡しているのに年金を支給し続けていたという事例が社会問題化したことを受けて、「公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律」で、年金を受給している人が所在不明となった場合に、家族に対して届出が義務化されました。

今までそういう規定がなかったというのもちょっと驚きですが、改正後は年金受給者と住民票上の世帯が同一の人が、受給者の所在が一月以上確認できない場合に届出をしなければならなくなりました。(平成26年4月1日より施行)
届出があった場合、年金事務所で生存の事実確認を行い、確認できない場合は年金支給を一時差し止めるということです。
講師の年金事務所の職員の方が「不在者財産管理人」がいる場合は差し止めないと語っていらして、「はて?不在者財産管理人とはなんですか?」と思いましたが、後で調べればいいやとそのままになっていました。
今日、ふと思い出し検索してみると裁判所のHPがヒットして解説が出ていました。(
参照)

行方不明になった人の財産と利害関係のある第三者の利益を保護するために選任するとあります。それ相当の財産を持っている人がいなくなったときに、勝手に財産を処分されたりすると、本人や相続人の利益を害するからということかなと私は理解しました。
私のような財産らしい財産などなーんにもない庶民にはあまり関係なさそうです。
不在者財産管理人は、家庭裁判所に申し立てて選任するそうですが、家族などの身内がなるのでしょうか。司法書士などの専門家でもよいと説明があります。
財産管理報告書や目録を作り提出して、その後も定期的に報告を求められることもあるとのことで、もちろん、管理人が勝手に財産を使えば、民事上の損害賠償責任や刑事上の業務上横領になるとの説明もあります。

私がよくわからないのは、この「不在者財産管理人」がいる場合には年金を差し止めないというところです。年金受給者本人が所在不明になったという点においては、他の人と同じ条件だと思うのですが、前者の場合にはそれだけ強く権利が保護されるということなのでしょうか。
世の中、ほんとわからないことだらけです。だから毎日楽しく面白く生きられるんでしょうか。

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