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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

タミフルの10代使用禁止、厚労省がやっと指示 

厚生労働省が、インフルエンザ治療薬タミフルの10代患者への使用を制限するように指示しました。(参照)


今日の朝日新聞朝刊によると、2004年から2007年3月までにタミフル服用後に飛び降りたりして、死亡や骨折した事故例が、報告されただけでも15例あるとのことです。今まで公表されていたのは6例だけだったとのことで、相変わらずの隠蔽体質ですね。


死亡は4例で、服用後に道路に飛び出したための交通事故死が1例ありますが、これは数に入れていないそうです。

いずれも10代の若い人ですが、15例のうち女性は1人だけです。他に成人にも異常行動がみられる場合があるとのことで、原因が解明できていないために、よけいに空恐ろしい感じがします。


そもそも最初タミフルが出たときに、インフルエンザの特効薬ということでしたが、鳥インフルエンザが進化して人間にも感染するようになった場合に備えて、薬を備蓄するという話がありました。世界的には足りないということでしたが、それを一般的にどんどん使っていたのですね。10代の健康な人がインフルエンザにかかっても、時間がたてば自然に治まるというのが普通ですし、わざわざそんな薬を使う必要があったかが疑問です。


どのくらいの人数の人が薬を使い、そのうちどのくらいの人数の人に異常行動があったのか、それらがよくわからないのですが、厚生労働省はきちんと把握しているのでしょうか。異常行動については前述の15例は表にあらわれたもので、潜在的にはもっと多いという話もあるそうですが、多分きちんと数字が把握されていないために、そのような憶測が出るのでしょう。


日本の医療は無駄に薬を使い過ぎているのではないか、そんな疑問をいつも感じます。大病院でMRSAとかいう抗生物質の効かない細菌が増えているというのも、もとは抗生物質の使い過ぎが原因とのことですし、高血圧やコレステロールを下げる薬についても、検査の数値だけをみて、その人の個別の事情など無視して薬が出されるということもあるようです。軽症の場合は薬を使わずに体重を減らしただけで、数値が改善されるということがわかっているのに。


結局、医者と製薬会社が儲かって、割りをくうのは国民という構図が出来上がっているんでしょうか。


「国民の生命と健康を守る」という強い意識が厚労省にあれば、もう少し早い段階できちんとした統計をとるなどの努力ができたのではないかと思います。5歳以下のお子さんに関しては、「インフルエンザ脳症」が怖いということで、保護者の厳重な監視のもとに使うということですが、原因究明と実態の把握を急いでいただきたいと思います。

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