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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

子ども受難の時代

現在30代の男性が自分の子どもをアパートに放置して死亡させたことが連日報道されています。痛ましくて言葉も出ないニュースです。事件は8年も前で当時5歳、本当にはかない一生ですが、父親も当時20代後半、親になるまで成長しきれていなかったのでしょうか。
自分が育てられないと思ったら行政等にSOSを出す知恵もなかったのかと愕然としますし、頼れる人間関係は何もなかったのか。この父親についてもなんか哀れだなあーと感じます。
この父親は現在トラック運転手と報道されていますが、当時の職業はわかりません。会社などに勤めていれば、健康保険など加入していなかったのかな。そうであるのなら、死亡した子は被扶養家族として届出がされていたのではないか。
会社変わっちゃえば関係ないか。など、どっかでひっかからなかったかと思いをめぐらせます。

一度紙おむつで裸足で歩いている所を保護されたと報道にありますが、そのときには単純な迷子ということで処理されたそうです。
たくさんの親子をみている児童相談所の職員なら、何となく「危ない匂い」など感じる能力もあるのではないかと思います。当時まだいた母親が家庭内暴力に苦しんでいると言っていたらしいですが、それに対するフォローも特にしてないようです。
多くの案件を抱え、個別にきめ細かく対応できないという現状なのでしょうか。
そうだとしたら、類似の事件が結構起きているのですから、児童相談所などにお金と人をつぎ込むべきなのではないかとも思います。
自分は飢えても子どもは飢えさせないように必死に頑張るのが親だと思っていましたが、そうではない人もいるらしく、でも、むしろ、それは現実に立ち向かうことができない弱さかもしれないし、子どもを捨ててしまう親にも何らかのケアが必要なのではないかとも思います。

子育て終了と思っている私も良い子育てができたか自信はありません。若いころは親として未熟な面もあったと思います。それでも、子どもにはしっかりと向き合ってきたつもりです。今は何でも話せる親友みたいないい関係です。
息子も娘も心根がとても優しいことだけは自慢できますし、誇りに思っています。多くの皆さんの親子関係もそんな感じなんだろうなと思います。
そんな平凡な幸せをつかむことができない親子が少数でもいるとしたら、それはやはり社会全体でサポートしていかなくてはいけないのだろうと思います。
子どもは生まれてくる家を選べませんから、親が養育不能ならせめて健やかに成長できるような環境を社会として用意しなくてはと思います。
国としての制度はあると思いますが、それを運用するのは人で、「危ない匂い」を嗅ぎ取れるようなゆとりある現場を作らないといけないのだろうと思いました。

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