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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

誰もわからない?年金制度の将来

年金制度は5年ごとに検証され発表されることになっていて、昨日政府は今後の見通しについて発表しました。
経済状況が異なる八つものシナリオのもとに試算されています。結局、どうなるかわからないと言ってるようなものですね。リスク管理という点から言うと、最悪のシナリオに備えないといけないわけですが、今後どうしたいかどうするかについては発表がありません。
年金制度を維持するためには女性や高齢者の働き手を増やさないといけないということが前提に挙げられています。高齢者が増えるのですから年金制度は大事ですが、制度維持のために働けと言われてもねと思います。働くか働かないかは個人の判断であり、働く理由は人それぞれだし、働き方も個人が自由に選択すればよいことです。結果的に年金制度に良い影響が出るのならわかりますが、みんなが働かないと年金制度がだめになるみたいな言われ方をすると、あまのじゃくな私は反発を感じてしまいます。

それでなくても、厚生年金の支給開始年齢を5歳引き上げたことにより、平均的なサラリーマンは生涯に受け取る年金額が約1,000万円減りました。すごい額だと思います。
その他にも法改正により、遺族厚生年金について子のない20代の妻は5年の有期年金(改正前は再婚(事実婚含む)しなければ一生受け取れた)となったり、60代後半からさらに70歳以上にも在職老齢年金制度を適用したり、ちょっとずつ支給総額を減らす方向にじわじわと法改正してきています。
制度そのものを抜本的に改正しないともたないと言われて久しいですが、そういうことはなされず、ほころびを繕うようにちょっとずつ改正して制度を維持しているというような状態です。
今後もそれが続いていくのでしょう。

民主党政権になったときに積み立て方式に変えるという抜本的な改正案がありましたが、それも自民党政権になって「今までどおり」でいいとなり、制度改革も手つかずです。
社会経済情勢がこれだけ変化しているのに「今までどおり」でいいわけはないと思いますが、もしかしたら、何をどうしていいかわからないのかもしれません。
そういえば、当地は今週は梅雨の走りになるかもしれないそうで、年金の将来のごとく今日も曇りがちです。せめて気持ちだけは明るく過ごしたいと思います。


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