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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

毎日の雨に停滞気味

政府は、「残業代0」と言われる労働時間の規制から外す対象者を年収1000万円以上とすることで、最終調整に入ったと報道されています。
しかし、それより年収が低い層についても裁量労働制の拡大を考えているとも報道されていて、随分とあからさまな経営者寄りの政策をとるのねと思います。
現行の裁量労働制は、コピーライター、弁護士、建築士など職種が決まっている専門業務型と事業の運営に関する企画・立案など業務が決まっている企画業務型とあります。
導入するには労使協定の締結や労使委員会の設置などハードルが設けられていますが、拡大するということは、業種の制限や業務内容の制限をゆるくしようというのでしょうか。

労働者をなるべく安く使いたいという経営者の言いなりじゃないのと思いますが、経済成長するにはしょうがないというのが政府の言い分のようです。
今日、新聞を読んでいて驚いたことは、ある学者の話なのですが、1980年代の労働力人口は今よりも900万人も少なかったそうです。人口減少するから経済成長できないとして、外国人研修生の拡大を図ろうとする動きにからんでの発言です。
年齢層の分布が違うとの指摘もあるがとしていますが、機械化や省エネ化により人口減少もカバーできるはずで、外国人研修生の枠を拡大して安く使える労働力を増やすのは、国内の賃金を引き下げ、淘汰されるべき企業が生き残るだけだと語っていました。

「経済成長」が錦の御旗になっていて、「残業代0」も「原発再稼働」も根っこにはそれがありますが、何が何でも経済成長しないと国がだめになるんだろうか。
経済にうとい私にはよくわかりません。少し前に、スウェーデンで大学院に通い、現在は働いている日本人のシングルマザーの話を新聞で読みました。彼女が何故そういう状況になったのかは書かれていませんでしたが、朝が早いかの国は8時ごろが企業の始業時刻で、4時ごろに終業して残業はないのが当たり前。みんな4時には仕事を終え、子どもの迎えなどに行くそうです。
待機児童などはなく、保育所は申し込めばだいたいすぐ入れる。しかも保育料も一番高くで日本円で1万円代だそうで、国が違うと随分違うものだと思いました。
その代わり税負担は約50%とか。高福祉高負担ですが、それでみんなが満足してうまく社会が回っているのならいいのかなと思います。
長時間労働に駆り出されるのとどっちが幸せなのか考えてしまいます。
ちょっと調べてみましたが、日本より経済成長率は高く内需も好調で財政も健全とか。税負担が高いから、健全財政はあたりまえかもしれませんが、労働者をなるべく安く働かせて企業を儲けさせて成長させようというのとは、寄って立つところが違うのだなと思います。
集団的自衛権のごり押しも憂鬱だし、このところの当地の雨、雨、雨のお天気に私の心も停滞気味です。嫌なことも永遠には続かないと思って元気を出すことにしましょう。


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