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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

都議会のセクハラ発言雑感

7月1日から男女雇用機会均等法の一部が改正施行されますが、セクシャルハラスメントに対する指針も一部改正されます。
その中で、性別役割分担意識がセクハラを助長させるので、そうした言動をなくしていくことが大事だというような意味のことがあらたに記載されています。
事業主は、セクハラかどうか微妙な場合も相談に対応するようにとか、被害者からメンタル面の不調になったという相談を受けた場合には対応するようになど、セクハラ管理措置義務の強化が図られています。
折りしも、先週、都議会で起きたセクハラやじ発言は、そのような改正があったことも知らないのか、全く時代の流れや社会の意識を理解していない、すぐにでも議員を辞職した方がいいのではないかと思われるようなやじです。

子育て支援について質問を読み上げる独身女性議員に対して、「早く結婚した方がいい」とか、「自分が(子どもを)産め」「産めないのか」と言ったと報道されています。
テレビの映像等でもそのように聞こえますが、議場にいた議員の話だと聞こえなかったという人もいて、はっきりしない部分もあります。
しかし、言われた本人がそのように受け取っているわけですし、万が一言った方の真意が違っていたとしても、本人が不快に思っているのですから、これはもうセクハラと言われても仕方ないでしょう。
議場のやじはみんなが「クスッ」と笑えるような機知に富んだものだったら許されると思いますが、発言者の人格を傷つけたり、聞いた人が不快感を感じるようなやじは全くいただけないですね。
何よりも、結婚をしていない人に対して結婚していないことが、本人が悪いからと受け取れるような言い方はよろしくないです。
と、ここまで書いてきて、実は、私も、独身の女性には絶対言いませんが、男性に対しては、飲み会の席の話の流れの中で、「だから、結婚できないんじゃないの?」なんて言ってしまうことがあったようななかったような・・・。これは、心しないといかんぞと思いました。
もちろん、そういうこと言う相手は気のおけない人ですし、その人自身も自虐ネタでそういう話をしてたりするのですが・・・。もちろん、めったにそんなこと言わないんですが、もしかしたら、不快に思っていたかもしれません。
結婚するのも、子どもを産むのも極めて個人的な問題であり、他人がとやかく言うことではありません。個人の選択の問題です。個人の尊重ということが社会的に確立されていれば、また、違った状況になるのだろうか。
そういうことも含めて、日常にひそむ「セクハラの落とし穴」について、考えなくてはいけないと思うのでした。

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