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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

都議会セクハラやじ幕引きに唖然

このところ、都議会セクハラやじについて書き過ぎかなとも思いますが、職場のセクハラについては違法行為とされて懲戒処分の対象になります。ひどい場合は懲戒解雇もあり得るのに、いくら労働法の適用外(都議会議員は労働者ではないので)と言っても、税金で報酬をもらっている以上、公人であり、民間人以上に社会的規範を侵すようなことは許されないと思うからです。
もっと不快なのは、今日あたりから盛んに週刊誌が当該女性議員の私生活について書きたてていることです。
新聞を読んでいると週刊誌の宣伝の見出しが嫌でも目に入るので、つい見てしまいますが、個人的な恋愛問題があるからと言って、セクハラを受けても甘受しなければならないなんてことは断じてないし、そういう論調にはうんざりします。
民間企業で会議中に発言している独身女性社員に対して、「早く、結婚しろ」とか、「子どもを産め、産めないのか?」なんて不規則発言をする人は、今日日、あり得ないでしょう。それが平気で行われ、何の責任もとらせないのが都議会ですから、あまりにも社会的常識が欠如しているとしか思えません。

セクハラについては、よく「そんなことに目くじらたてて」とか、「軽く受け流せばいいのに」とか、どちらかというと人生経験豊富そうな比較的年配の人が言う場合があります。女性にもそういう人がいます。セクハラで、何が問題かというと、それが、多くの場合、強者から弱者に行われることが多いからです。目くじらたてない人や、軽く受け流せる人は弱者ではありません。それができないから弱者なんです。
職場で行われるセクハラも、強い立場を利用する場合や、多勢に無勢というか、被害者を少数派にしてからかいの対象にするなどが行われます。弱者である被害者が泣き寝入りするしかないような場合もあります。

くだんの女性議員も議員としてのキャリアはまださほどないようです。声紋鑑定も辞さないと言っていたのが、昨日あたりは「自分ではそう思っていたけど、上の方から言われて・・・」と心ならずもうやむやの幕引きに同意したようにもとれました。
自分の主張を押し通そうとするといろいろ支障がでると思ったのかもしれません。多分、党派のボスみたいな人がいるのでしょうし、立場上強くいえないのでしょうか。一人ひとり独立した個人であるはずの都議会議員でさえそれですから、職場でセクハラ被害を受けた場合、やはり法的規制をかけないとなかなか解決できないということで、男女雇用機会均等法に明文化されたのだと思います。

私が子どものころ「卑怯」な振る舞いをする人間は最低だという子ども世界の共通認識がありました。今、卑怯という言葉は何故かあまり聞かれません。
「産めないのか」という最悪のやじを飛ばしといて名乗り出ないのも、うやむやにして幕引きをする都議会自民党も、私が子どものころだったら、「卑怯者」という著しく不名誉なレッテルを貼られただろうなーと思うのでした。

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