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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

隠れた性差別意識

今月1日より施行されている改正男女雇用機会均等法に合わせて改正された指針「事業主が職場における性的な言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置についての指針」では、「性別役割分担意識に基づく言動が原因や背景となってセクシャルハラスメントが生じるおそれがある場合などが考えられる」と明記されました。
先ごろ曖昧な決着となった都議会セクハラやじ問題も、女性議員に対して「産めないのか」「自分が産め」と、やじを飛ばしたのは、女性は子どもを産んで当たり前、産めない女はだめだというような意識が感じられ、「個人を尊重する」ということが理解できていない、そんな議員が選ばれているのかと驚きましたが、本人は案外、気がついていないのでしょう。
今朝の朝日新聞でもこの意識の下に隠れている性差別意識を取り上げていて興味深かったです。
事例としてあげたのは理研の「小保方騒動」で、採用の段階から過去の論文の精査などもされず、ずさんだったことがわかっています。採用を審査決定したのが全員中高年の男性で、女性が入っていたら違ったのではないかと書かれていました。

ファッションや個人的趣味など小保方氏に対する一連の報道も研究者に対するものとは思えず、その裏には女性を一人前の研究者ではなく、かわいさ、若さなどに重きをおく男性目線があると感じた女性は案外多かったのではないかと思います。
私はごくごく単純に、一番最初の彼女の華々しい記者会見をみて、「研究発表するスタイルかねー、パーティに行くみたいだよね」と思っていました。彼女は、そういう男性目線を意識して逆に利用するタイプだったのかは定かではありませんが、その後の「凋落」ぶりは目を覆うばかりでした。「メディアも少しは反省しなよねー」と思っていました。
これに似た報道の仕方で、美人アスリートとか、最近ではW杯の「美人サポーター」とか、やたらと美人や美女にこだわるのも男性目線ですかね。
でも、最近では、「イケメン〇〇」とかそんな特集もあり、「世の中見た目が9割」とみんな思ってるのかなーという雰囲気があります。

アスリートはアスリートしての実力を正しく評価し、研究者は研究者としての実績を評価する、そこに性別や、ましてや見た目の美醜など関係ないという意識をもたないとダメよねーと思うのですが、そういう見た目だけに目を奪われるというのは、人から深い思考をすることを奪ってしまうのではないかと、はたと思いました。
集団的自衛権行使についての安倍首相の説明は、論理のすり替えが多く、全く的を得ていないと私は思っているのですが、一部メディアを除き、そういう指摘をあまり聞きません。
支持率も50%前後あるらしい。みんな「言葉の見た目」に目がいってるのかなー。今日は随分話がとんでしまいました。
私も、もっと、もっと、思考しなければいけませんね。失礼しました。

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