FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

人の声は美しい

文化の日の昨日、この度紫綬褒章を受賞されたメゾ・ソプラノ歌手藤村実穂子さんのリサイタルを聴くことができました。
「難民を助ける会」主催のチャリティーコンサートですが、チケット発売開始からだいぶたってから知ったのであまりいい席はとれませんでしたが、世界的な美声に聞きほれた文化の日のひとときでした。
藤村さんについては、数年前、ヴェルディのレクイエムを聴いたときに外国人ソリストとともにソリストを務めたときに、初めて聴いたのですが、力強くも繊細でハリのある美しい声にすっかり魅せられました。
主にドイツオペラで活躍されているので、あまりドイツオペラに興味のない私は不覚にもそれまで存じ上げなかったのです。
私は、美しいソプラノも好きですが、メゾ・ソプラノは何かゆったりと穏やかな気分になって聴けるのでとても好きです。

昨日もほぼ満席の都心の広いコンサートホールに、天井につるしたマイクがただ1本だけなのに響き渡る美声で、最初の一声を聴いただけで「おーっ」となりました。(もちろん静かにじっと聴いていますが)
マーラーなどのドイツ歌曲を歌ったので、私にはなじみのない曲ばかりでしたが、声に聞きほれているうちにあっという間に時間がたってしまいました。
この日のためにだけ前日来日して、当日夜帰国するというピアノ伴奏の方も歌に溶け込んでいる感じで、素晴らしい演奏でした。鳴りやまない拍手でアンコールの演目は、「五木の子守唄」「赤とんぼ」「さくらさくら」と日本の歌で、藤村さんの歌唱で美しい日本語が際立って聞こえて、自然に涙が出そうになりました。
どれも、哀愁を帯びた旋律で昔の日本人はこういう歌で、多分「哀愁」という感性を育てたんだろうなと思ったりしました。
こういう日本の美しい歌曲がすたれるのは寂しいなと思います。ずっと、ずっと歌いつがれていってほしい、そんなことも感じたのでした。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する