FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

衆議院解散に疑問

安倍首相が衆議院を解散するらしいと報道されています。
このニュースが先週あたりから流れたとき「へぇー、何で?」と思いました。
消費税の10%引き上げの先送りについて国民に信を問うらしいのですが、それは経済の動向をみて判断することになってたでしょ? 自分たちで判断しなさいよと思います。信を問うなら安全保障政策や原発再稼働問題、特定秘密保護法等についてでしょうが。
任期半ばで解散権を行使するのであれぱこの「2年間の総括です。私が気にいらなかったら引きずりおろしてください。」と言うのならわかりますが、そんなこと考えてないみたいですね。
さて、そんな状況のために、私が注目していた派遣法の改正も先延ばしになるようです。この法案は出されては廃案になるという運命みたいです。
もともと私としてはこの改正には賛成できなかったので、まあ、いいかと思いますが、こういう大義なき解散は権利の濫用になると思います。

昔勉強した憲法の本をひっくり返してみましたが、衆議院の解散権は形式的には天皇がもっているが、天皇の国事行為は内閣の助言と承認に基づき行われるわけですから、実質的には内閣にあるというのが多数派の意見ですし、判例もそのような見解を出しています。
では、選挙で選ばれた衆議院議員の職を奪うという解散は、どのようなときに行われるのが正当なのか。内閣と衆議院は、独立した立場ですが、内閣が衆議院と対立したとき、また、国にとって重要な事柄(憲法改正、重要な条約締結など)について、国民主権の立場から国民の判定を受けるために行われます。
消費税の増税は、もともと経済の様子をみてということだったし、賛否両論はありますが内閣と衆議院がそれで対立しているわけでもなさそうです。
先送りすることに野党も賛成しているので、国民に信を問う問題でもないと思いますし、今の状況で「先送りはだめだ」と言っている政党あるんですかね。私は先送り反対なので、あったら選ぶ? でも、その政党の別の政策がすべて私の考えと合致するわけではないと思うので、(今までもそうだったから)総合的に選ぶしかない。
結局、このところの総選挙というのは、この政策はいいけど、これはだめということが多くて、選びにくいというか、でも、結局は自分の意思は選挙でしか示すことはできないので、投票権を放棄するなんてもったいないことはせず生きてきましたが・・・。
せめて、立憲主義を理解している人に首相になっていただきたいと思うのですよ。当地の本日は北風が吹いて寒いです。この10年ぐらいの間に随分政治状況も寒くなったなあと思うのでした。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する