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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

使いやすくなった出産育児一時金

社会保険関係は国民の負担が増える話が多い昨今ですが、今までより良くなった数少ないものの一つに出産育児一時金があります。


昨年10月から改正になりましたが、今まで書きそびれていたのでちょっと書いてみようと思います。


出産育児一時金とは、文字通り出産した時に属している健康保険の保険者(国、市町村、会社の健康保険組合など)から支給されます。夫の被扶養者になっている妻は夫の属する保険者から支払われます。


改正前は子1人につき30万円でしたが、現在は35万円です。双子なら70万円ですから、結構大きいですね。

以前は出産後請求してから支払われていたため、出産時には病院の費用を自分で負担しなければなりませんでした。後から支給されるとはいっても、まとまったお金を用意するのはそれなりに大変です。貸付制度などもありましたが、「借りる」ということに抵抗を感じる方もいたかもしれません。


改正後は出産1カ月前から事前申請をしておくと、保険者から直接出産する医療機関に出産育児一時金が支払われます。35万円より費用が少なくて済めば差額が返還されますし、多い場合は差額を本人が支払います。いずれにしても、多額の出産費用を一時的にせよ用意する必要がなくなったわけです。(申請の流れは社会保険庁のHP参照)


申請の流れの図を見ると、一見ややっこしいですが、申請者本人は申請書を出すだけで、後は保険者と医療機関のやりとりですから、今までとほぼ同じで申請書を提出すればよいということになります。もし、申請時の医療機関と実際に出産した医療機関が異なると申請は無効になってしまいますので、申請後は医療機関を変えないようにした方がよいでしょう。


出産育児一時金は不幸にして死産や流産になった場合でも妊娠85日以上の出産であれば支給されますので、申請書を提出してください。今時出産育児一時金のことを知らなかったなんて人はいないと思いますが、もし、申請し忘れていたら、出産日の翌日から起算して2年間は請求できます。2年たつと時効となり請求できなくなります。


もちろん今までどおり、医療機関経由ではなく出産後に現金で受け取るという選択肢もあります。また、医療機関によっては本人の委任により代理受け取りという形になりますので、代理をしない場合もあるかもしれません。事前に確認しましょう。


少子化対策としてほんのちょっぴり給付を増やし、使い勝手をよくしたということだと思いますが、こんなことはずーっと前から行われていてもいいことですよね。なんで今までやらなかったのかねーと思いますが、とにかくよくなったんだから、よしとしますか。


今、妊娠している皆様、桜の花びらも舞って良い季節ですね。一生にそう何度もないであろう、「マタニティ・ライフ」をのんびり、ゆったり満喫してください。

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コメント


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お久しぶりです!3月に第3子が産まれました。その時に事前申請をして医療機関に直接振り込んでもらいました。前もってお金を段取りしなくて良くなった分、楽になりました。これは便利になった改正だと思います^^

しろたぬき | URL | 2007年04月06日(Fri)00:39 [EDIT]


おめでとうございます!

しろたぬきさん。
お子さんのご誕生おめでとうございます。
しかも、第3子なんてこのご時世に素晴らしいですね。

奥様もお疲れ様でした。
出産は一大事業ですし、育てるのはもっと大変ですね。
お2人で力を合わせて頑張ってください。

お子様のお健やかな成長お祈りしております。

おばさん社労士 | URL | 2007年04月06日(Fri)09:33 [EDIT]