FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

本当の男女平等とは

ちょっと前になりますが、あるタレントがテレビで「今の日本の男女平等は、女が男にあわせてようやく成立している、大臣になった女性政治家もスカートはいてるだけで、中身は男」と過激?な正論をテレビで語りネットで話題になりました。
私は、その番組は見ていませんが、そのタレントの発言内容についてはネットで見ることができました。結局、この社会は男社会なので男の世界に女も入ってきていいよとするのが、今の男女平等であり、男と同じようにできない女性は平等にはなれないと語っていて、確かにそういう一面はあるなと思いました。
今、大手企業を中心に女性の管理職なども増えて、活躍している方も多いですが、女性が男性と同様に働こうとすると家に「専業主婦」的な人がいないととても難しいのではないかと私もかねてから思っていました。
特に、子どもがいたりすると実家の親等の手助けがないとかなり厳しいと思うし、何よりも相当タフな人じゃないと難しいだろうなと思います。

職業柄、頭に浮かぶのは均等法(雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律)ですが、この法律では、職場における男女の均等な機会と待遇の確保、妊娠した女性、出産後の女性の健康の確保を目的としています。
性別による職場での差別を禁止していますが、各企業がどのように制度をつくるかは企業の裁量ですから、確かに、前述のタレントの言うように今まで男性に対して行っていた待遇などについて、女性も同様にする、しかし、女性も同様に働いてくださいという場合が多いと思います。
長時間労働で転勤も異動も文句なく受け入れ、時には宴会にも付き合い帰宅はいつも遅いという働き方をしないと、なかなか認められないというイメージがあります。
もちろん、少しずつ企業も変わり残業を減らし妊娠・出産しても働きやすい職場も増えてはいるようですが、全体からみれば少数派でしょう。

逆に、男性についても「男は仕事第一」などという固定観念があり、それによって生きずらさを感じている男性もいるということが、最近はよく言われるようにもなりました。
本当の意味の男女平等という前に、性別に関係なく個人として尊重され「男性」、「女性」というくくりの前にすべての人間は人間対人間と言うところでは対等なんだという意識をもつことが大切だと私は思っています。
ひとりひとりが個人として尊重される、そして、ひとりひとりが「個の確立」を果たすこと、そうしないと本当の男女平等はないのだと思います。
均等法は、「雇用の分野における」とわざわざ断っているので、「現実社会における男女平等」についてもっと考えていくことが必要なんだろうなと思います。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する