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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

一人一票と同一労働同一賃金

昨日の記事に書いた最高裁判所判事の国民審査の結果が、今朝の新聞の片隅に出ていました。
皆さん信任されました。
では、件の×印の広告の効果はと見てみれば、ぱっと見た目にはほとんど変わりはないのですが、広告で×印をつけられていた判事3人の×の数が、×をつけられていなかった人より明らかに多くなっていました。
一番×が多かったのは木内氏で4,861,993票の×がつき、一番少なかったのは、山本氏で4,280,350票でした。木内氏は広告で×をつけられた人で、山本氏はつけられていなかった人です。もう一人の×をつけられていなかった鬼丸氏は4,678,087票の×でしたが、×をつけられていた他の二人(池上氏、山崎氏)よりは10万票以上少なくなっていました。
これらが、統計学的に意味のある数字なのかは私にはわかりませんが、あの広告の効果はあったのではないかとの感想を持ちました。
やはり、どんな形にせよ自らの正しいと思うことを実現しようとすると、発信するということが大事なんだなと思ったのでした。

一人一票について私は賛成なのですが、過疎地とか地方の事情を斟酌しないといけないという人もいます。国会議員は国民の代表であり地域住民の代表ではありません。そこのところが誤解されていると思うのですが、地方分権ができていないので、結局、国会議員がその地域の代表でその地域の利益を図ってくれる人という誤解が国民にあるのも致し方ないのかなと思います。
一人一票を実現するには、地方分権を進めて、地域のことは県や市の議員にやってもらう、国会議員は地域には関係なく、国民すべての利益を図るために行動するというコンセンサスがなければ、難しいのだろうと思います。それができれば、得票数順に上から定数分選ぶという単純な作業でいいのではないかと思います。今のシステムをそれこそ「ぶっ壊す」ぐらいのことをしないと、なかなか進まないのだろうなと思います。

職業柄、似たような話で「同一労働・同一賃金」というのをつい思い浮かべます。
非正規雇用の人が増えて、正社員との待遇格差が広がり過ぎるのはよくないということから、最近、少しずつですが、言われるようになってきました。
この議論でも、「その仕事に就職して、秘書なら違う会社に行っても秘書の仕事をする」アメリカなどと違い、「会社に就職して社内でいろいろな部署に行く」日本では、同一労働・同一賃金にすると、転勤のたびに給料を見直すなどのことをしなければならない、正社員は会社の命令に従って転勤もすれば長時間残業もする、非正規の人とは事情が違うなどの話がでてきます。
見た目の仕事の他に見えない隠れた事情があるような話になるのです。
これも、正社員の仕事の仕方そのもの、ひいては会社の雇用環境のあり方をかなり「ぶっ壊す」ことがないと、なかなか実現が難しいことに思えます。
それでも、前述の「一人一票」のように、何等かの形で発信し続けると少しずつ流れを変えることも可能なのかもしれないと、かすかな思いを持ったのでした。

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