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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

ブラックバイトを助長する?気質

ブラック企業のアルバイト版ともいえる「ブラックバイト」という社会経験が未熟な学生などの若い人を都合よく使う企業があるらしいということは、過去記事にしました。(過去記事参照)
お正月休みにNHKでそれについて放送していたので、見るとはなしに見ていました。深夜時間帯(午後10時から翌朝5時まで)に働いても支払われるべき割増賃金が支払われないので、経営者に尋ねると、「あんたに払ったらみんなに払わなくてはいけない。そんなことしたら店つぶれるわ。」
「法律がどうたら言われても・・・、ここでは俺が法律だ」というようなことが、とっさにその学生がスマホで録音したということで、音声が放送されていました。
2時間以上も延々と恫喝に近いような形でいろいろ文句を言われたそうです。
その学生は怖くなって、しばらくそのまま勤め結局辞めたそうです。

もう一つの例は、コンビニにアルバイトとして勤めて1年もしないうちに「アルバイト・リーダー」(聞きかじりでよく覚えていないので名称は違ったかもしれません)に「抜擢」されて、自分が認められたと喜び、張り切って仕事をしていたところ、ノルマとも言えるような〇〇の売り上げを△万円以上にしろと言われ、達成できずに自分で買うようになり、結局、月に数万円も支払い続けているという学生の親御さんからの相談事例でした。
どちらも、若い人の無知につけこみ都合よく利用しているよろしくない経営者だと思います。
こういう経営者のところにはみんなが就職せず人が集まらないでつぶれるのが落ちじゃないかと思いますが、前者は恫喝まがいのことをして怖がらせて辞めさせない、後者は、「自分が認められてうれしい」という心理を巧みに利用する狡猾なやり方で、引き留めています。

ある親族にその話をしたら、「そんなの仕事に行かないで、ばっくれて終わりだろ」と言っていましたが、そうしない若者たちもたくさんいるらしいということが放送でわかります。
皆さん、真面目で、恐いとかいうことも含めて相手をおもんばかって(という言い方はふさわしくないかもしれませんが)、自分の行動を制御してしまうかのように感じました。まさに「羊ちゃん」という感じです。
それと関連があるかもしれないと思ったことが、やはり、年末だったか年始だったかのテレビ番組で、「同調率」という話をしていて、本当は自分の意見は違うんだけど回りの人に合わせてしまう人がどれぐらいいるかという話で、若い人の場合、ここ20年ぐらいの間に年々増えているそうです。
よく「同調圧力」という言い方をしますが、それを敏感に感じ取ってうまく回りの意向にあうような言動をしないと、集団の中ではじかれてしまうということのようです。
私は、他者と仲良くコミュニケーションをとるのは大事だと思いますが、人に合わせて自分の意見を変えたりはしないので、そんなことしないと生きていけないとしたら、息苦しくて病気になりそうですから、自分からそんな集団離れてしまうと思います。。
若者よ、「孤独を恐れず個の確立をしようよ。」と言いたいです。

とりあえず、ブラックバイトに行かないためには、最初に雇われるときにきちんと文書で労働条件について書いたものを渡されるかどうかが最初のポイントです。そのような文書を出さない会社は、法令遵守意識の非常に低い会社ですから、近づかないことです。
次に内容をよく見て不審な点はきちんと確認すること、もし、そこで「そんなこと言うんなら不採用」というような経営者は、ブラックと断定はできませんが、グレーゾーンにいることは間違いないので、そこで働いてもいいことはありません。
若い人たちが当ブログを読んでくださるとよいのですが、膨大なネットの片隅のちっちゃなサイトですから・・・。若い方たちのお目にとまり、「労働基準法再読」などのカテゴリーを読んでいただけるとよいなーと思いました。
高校、大学の授業で最低限の労働法の知識を教えることも大事だなと思いました。

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