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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

気をつけましょう、職場の転倒事故

労働災害というと職場でのけがや病気のことで、専門的に言うと「業務起因性」と「業務遂行性」が要件となります。仕事をしている最中にその仕事をしていることが原因でけがや病気になった場合を言うわけですが、メンタル面の不調のようにじわじわとなる場合なども、状況によっては認められる場合があり、原因は多岐にわたります。
その中で転倒事故というのが案外多いため、厚生労働省では職場での転倒防止のためにプロジェクトを立ち上げたそうです。
私も意外だったのですが、職場での主な事故の型の中で、「墜落、転落」、「はさまれ・まきこまれ」よりも「転倒」の方が多く22%を占めています。
事例を見てみると、会社の事務所から駐車場へ行く途中凍結していて転倒、厨房で床に飛び散った油に滑って転倒、バックヤードから店内応援に行こうとして台車にぶつかり転倒、空の容器をもっていたため階段で足元が見えず転倒などが挙げられています。
10日から2か月の休業となっていますので、結構重傷ですし会社にとっても本人にとっても大変だっただろうなと推察されます。

そのような事例をみると、「職場の5S」というのは本当なんだなと思います。
整理、整頓、清掃、清潔、しつけ(ルールを守る)を言うのですが、前述の事例などは、凍結路面の転倒は別として、油に滑ったなどは、清掃、清潔等を徹底していれば違ったかもしれませんし、台車にしても決まった場所にきちんと片づける習慣をつけておけば事故は防げたかもしれません。
凍結路面については、対策として照明の設置などが挙げられていましたが、そのような危険を未然に察知しておくことも事業所にとっては必要なことでしょう。
危険防止のために様々なルールを決めて、しっかり守ってもらうようにアナウンスしていくということが事故防止になるのだと思います。
忙し過ぎたりすると余裕がなくなり、ついうっかりルールを無視してしまうということもあるでしょうから、常にアナウンスして意識を高くもってもらうことと、何よりもゆとりある職場を作ることが事故防止になるんだろうなと思います。

しかし、そんな余裕などない、大変な思いでぎりぎりやっているという事業主さんもいるかもしれません。私は、そういう事業主さんこそ社労士にいろいろ相談してほしいなと思います。専門家として労務管理の知識と情報、知恵を提供してくれるに違いありません。って、なんか他人事みたいですが、もちろん、私自身も事業主さんからご相談があれば、最良の解決策をご提供できるようにと日々研さんを怠りなくしているつもりです。でも、あまり自分のことばかりアピールするのもと思い、社労士全般の話として書かせていただきました。
何事も自分で解決できないことは専門家に頼るのが一番だと思います。良い職場を作りたいけど、どのようにしようか考えあぐねている事業主さんは、是非社労士にご相談いただきたいものだと思います。

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