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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

痛ましいとしか言えない

私のiPhoneに入れているニュースアプリがいつも朝7時に新しいニュースを配信してくるのですが、何となくその頃自然に目が覚めることが多いので寝床でそれを眺めることがあります。
昨日、何げなく見てみれば「後藤さん殺害」との文字が目に入り、恐ろしい映像などを見てしまうのは嫌だと思って、すぐに、ラジオアプリを起動して悲しいニュースを聞きました。
もしかしたら、解放されていろいろなことを語ってくれるかもしれないとかすかに思っていましたが、やはりそういう相手ではなかったようです。
ただ、ただ痛ましい事件としか言えません。
わからないことが多いので、ブログで書くこともできないとは思いましたが、この重大ニュースをスルーして全然関係ないことを書くというのも何かおかしいとも思い、この事件から何となく感じたことを書いておきたいと思います。

政府は昨年、今回殺害されたとみられる二人が人質になったということは把握していて、対策本部なども立ち上げていたということです。
しかし、国民にはいっさい知らされていないし、メディアでも報道されることはありませんでした。それは、先方を刺激しないためということのようで、わからないではありません。
しかし、先月、中東歴訪した際の安倍首相の演説は「イスラム国」を明らかに「敵」とはっきり言っています。
相手を刺激しないように、国民にも内密にするぐらい神経を使っていたのなら、何故そんなことを言ったんだろうか。そんなことを言ったら人質に何らかの影響があるとは思わなかったんだろうか。「イスラム国」のことなど言わず、難民のために人道的に支援するぐらいに言っておけばよかったのに。
イスラム諸国にとって「敵」であるイスラエルと親密な印象を与えるような振る舞いも、私はどうなんだろうと疑問をもっていました。

その前から、欧米では安倍首相により日本は相当右傾化していると見られているという話はあったし、「積極的平和主義」などと言いだし、日本が第二次大戦後70年かかって作り上げてきた「戦争をしていないし、戦争によって誰も殺していない」というブランドが危うくなるような発言を度々していたので、力により対抗してくる国と誤解を招く下地はあったということなのでしょう。
国民が選んだ首相なのだから、それはそれでよしとしないといけないのでしょうが、この事件に限らず、最近、テレビメディアなどが権力を持っている政治家を批判することをやめてしまったかのように見えて、これからどうなるのかなーという印象があります。
だからこそ、フリーのジャーナリストがいてくれるのは国民にとって大事なことだと思うのですが、最悪の結果になってしまって本当に残念です。

もう一つテレビで有識者の言っていたことで「新しい中世の始まり」と言う話がありました。国家という体裁がないけれど、武力により近隣を制圧し支配する群雄割拠というような状況が今後もあるかもしれないということで、それにはなるほどと思うところもあります。
自分の所属する国家に不満をもちそこから離脱する人たちが増えるということで、国家の枠組みが揺らいでいくということでもあるらしいのですが、そういう人たちとどう向き合っていくかという新しい問題を今後考えていかなくてはいけない時代なのだと思います。
資本主義は格差を増大させたという最近話題のピケティ氏にも通じるところがあり、社会の中でいかに不満をもつ人を少なくするかという話にもなるのだなと思いました。

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