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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

公的年金制度の必要性

購読している雑誌のQ&Aコーナーで公的年金を払うのを嫌がる人たちに理解してもらうための説明の仕方が掲載されていました。
いくつかありましたが、多額の預貯金があるからいいというものについては、インフレになり資産価値が下がるかもしれない、現在の公的年金制度は物価スライド制なので、そういう心配はない、逆に生活保護を受けるからいいという場合、審査が厳しく保有財産の関係などで受給できない場合もあるのでという説明です。
その他によく言われるのは、未納者が多く、年金制度はもう破たんしているというものもあります。これについては、未納の人には年金が支給されないから、その人たちの分について制度として保険料を負担していることはないということ、被用者の場合は、給料天引きなので未納はほとんどなく、全体からみれば未納者は数%にしかならないということです。

私の場合、もっとシンプルに世代間扶養の仕組みなので年金保険料を支払うだけで大変な社会貢献ができている、そして、老齢に対応するだけではなく、障害年金、遺族年金など、「保険」という側面があり、これが案外ばかにならないというような説明をいつもしています。
実際、回りの社労士をみると、障害年金の申請の代理をてびろく行い収益を上げている人がぽつぽついます。
かなり前に初診日がある場合やいろいろ転院している場合など、それなりに必要書類をそろえることや、ご本人の具合が今現在悪い方もいて、特に精神的不調があると面接するのもうまくいかないときがあるなど、申請にこぎつけるまでに随分時間がかかったりすることも多いらしく、社労士業務としてもなかなか難しい面があるようです。
それでも、認められれば、障害の状態にある間は受給できるのですから、ご本人にとっては大きな生活面、精神面の支えとなると思います。
そんな「保険」の面と国民の共同連帯という理念を考えると、やはり公的年金制度はよい制度なのではないかと思います。

私的年金制度にはないスライド制がある、差し押さえも禁止されているため、破産宣告後でも自分の可処分所得とすることができるなどの利点も挙げられていました。
やはり、財産を運用するなどという知恵も資本もない一般庶民にとって、現時点で考えられる良い「保険」なのではないかと思いました。


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