FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

所沢市住民投票雑感

昨日、所沢市で航空自衛隊入間基地に近い小中学校のエアコン設置について賛否を問う住民投票が行われたことがニュースとなっています。
飛行機の騒音を避けるため窓が特殊サッシとなっているそうで、夏は締め切ると相当の高温になるのだろうなと想像されます。いったんは、防音校舎となっている小中学校29校にエアコン設置を決め、1校に設置した後、東日本大震災があり、市長が節電の観点と予算を別のことに使いたいと言いだし、設置しないことになったため、住民が署名活動などして住民投票にこぎつけたということのようです。
文部科学省では、全国の公立学校におけるエアコン設置率を公表しています。(
参照) 
平成10年度より調査を開始して概ね3年に一度ずつ調査しているそうで、直近は平成26年5月に発表されています。

それを見ると前回の調査結果より10ポイント前後高くなっている県が多く、調査開始の頃には特別教室の設置が普通教室を上回っていましたが、前回調査時にほぼ並び、今回の調査では普通教室の設置率が高くなっています。
これは気象庁が発表している日本の気温の変化(
参照)を見るとうなづける結果でもあります。
気象庁によると、この100年で日本の平均気温は1.1度上がっていて、特に1990年代以降は高温となる日が多くなっているとあります。
エアコンを使用しないお年寄りが自宅にいて熱中症になるなどということもよく報道されています。
一昔前はそんなことはありませんでした。
都市部では家が密集していて風通しも悪いし、大多数の家で使用しているエアコンの室外機から出る熱風も気温を押し上げているのではないかと私は思いますが、他にもオゾン層の破壊とかで紫外線の量が増えているという話もあります。
確かに、真夏に腕などに直接当たる日光などが痛く感じることもあって、文字通り暑さを肌で感じてもいます。

さて、所沢市の話に戻りますが、この市長は7月、または9月などの暑い日に、現場(該当の小中学校)に行ってみて、どのぐらいの暑さか体験したことがあるのでしょうか。
それが勉強するのにふさわしい環境なのかどうか確認する必要はあるのではないかと思います。
市長の決断は、文部科学省の調査結果とも逆行するわけですから、そういうことをしてもなお、予算を回さなければならない何かがあるわけですよね。要するに、教育にかけるお金よりも、もっと切迫してかけなければならないお金があるということだと思うので、そこのところは市民にきちんと説明されるべきだと思います。
また、社労士的観点からいうと、そこで働く教員の人たちの職場環境ということを考えると、かなり劣悪ということになるのではないかと私は思います。
日本は温帯ではなく亜熱帯だと思うこともある真夏や残暑の厳しい日にエアコンなしは、私だったら耐えられないなと思います。
それにしても、投票率が31.54%ということで、この国で民主主義を実現するのは難しいのだなーと思いました。何でも「お上」にお任せーと考える人が多いのかなと思いました。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する