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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

介護ロボットの隆盛を願う

先週、ある女性作家が大手新聞に掲載したコラムの内容がアパルトヘイトを肯定する内容であると一部ネットで話題となっていたのは、私も愛用のiPhoneのニュースアプリを見て知っていました。
全文を読んでみると、介護のための労働者が不足しているので、出稼ぎに来たい「若い女性」を外国から労働移民として受け入れる制度を作った方がよい。介護職は孫が祖父母の面倒をみるような感じでいいのだから資格などにこだわる必要はない。
しかし、その際、居住だけは白人、アジア人、黒人と人種ごとに分けた方がよい。というような内容で、居住を分けるとよいと思ったのは、自分が20~30年前に知った南アフリカの事情によるそうで、そもそも住まいに対する考え方が違うからというようなことが書かれています。
つっこみどころが満載のコラムだねーと思いましたが、いつものことながら、テレビメディアや大手新聞社は何も言わないと思っていましたら、ここへきてNPO法人日本アフリカ協議会からの抗議があり、新聞でも報道されています。
新聞社とご本人がコメントを発表していますが、何となくすれ違っているようでもあります。

この女性作家は80代ですから、なかなか考えを変えるのは難しいと思うので、新聞社の見識が問われる問題なのだろうなと思います。
このコラムの発端は、労働力不足、特に介護の現場のそれが根底にあるのだろうと思います。
介護現場で働く労働者の報酬が低すぎるというのが私は問題だとかねてより考えています。
介護を家族だけに押し付けるのではなく、社会全体で担おうとして介護保険法が制定されました。
介護保険は、社労士試験の科目にも含まれていまして、私も条文などは読んでいますが、実際に関連の仕事はしたことがありません。
核家族化や主に無償の家族労働として介護を担わせられていた女性の社会進出などにより、家庭での介護は難しくなっているという背景がありますが、それならプロに任せようということだと思うので、プロとしてプロじゃない人ができない仕事をするのですから、相当の報酬は確保されなければおかしいと私は思います。

しかし、そもそも少子高齢化で介護される側の人間がどんどん増えるのに対して、介護する側は減っていくという現状があります。
それで移民受け容れなどが言われるのでしょう。件の女性作家のような偏見がまかり通るようでは、移民して来た人も愉快に働けないのではないかと思います。
私は、救いはやっぱりロボットだろうと思います。
先日、テレビで、ロボットを導入しているある施設を放送していました。
「体操の先生」としていろいろしゃべりながら身体を動かす人型ロボットは人気者でした。
顔を認識できる能力や、その人の個人情報なども覚える能力があり、「学校時代に好きだった科目は何ですか?」などという質問に、お年寄りが楽しそうに「国語です」などと答えています。
それはインプットされてその人を認識してアウトプットもできる優れものです。
認知症でほとんど口をきかなかったお年寄りが進んで話すようになったという効果もあったそうです。
ロボットなら、抱っこしてもらっても「重くてすいません」なんて思わないですむし、その能力の範囲でいろいろやってもらえるのですから、遠慮しないでいいですよね。
というわけで、頭のいい方々にどんどん介護ロボットを開発していただきたいなーと思ったのでした。


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