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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

女子学生のための企業ランキング

ある女子大で女子学生のための有料企業ランキングが発表され話題となりました。
ネットで公表されているものを見てみると、大学の先生がチームを作って調査したものと、学生のチームが調査したものと両方発表されています。
選ぶ基準は、「女性が働きやすい」ですから、女性の平均勤続年数や有給休暇取得率、育児のための短時間勤務制度やフレックスタイム制の有無、女性管理職の率、男性の育休取得率、多様な人材活用の部署があるかなど、多岐にわたっています。
確かにこれらの比率などから、その会社が女性に長く勤め続けてほしいと思っているか、キャリアアップを真剣に考えているかなどがわかりそうです。
発表されたものは、「チャレンジ志向」や「バリキャリ(バリバリ仕事をする)向け」「ワークライフバランス重視向け」など、その目指す方向によって選ばれた企業も違いが出てきます。

選ばれた企業をみると、名だたる有名企業ばかりで要するに大企業です。
企業イメージとしても名前を聞いても悪いことが思い浮かばない、何となく「良さそう」と思える企業でやはりそんなものなのかなと思います。
しかし、その女子大の学生がそのような企業に全員就職できているのかは定かではありません。
労働者全体でみても大企業に雇用されている人は30%ぐらいですし、このところ大企業が学生を大量に抱え込むようなこともしているらしいですが、社会情勢が変わればまた変わるでしょう。
これを見ると、中小企業も子育て中の社員に配慮するような労働時間制度(短時間勤務、フレックスタイム制度など)を作ったり、男性の育児休業取得率を上げるということにより、ある程度は採用のときにアピールできそうです。

今の時代、女性も働くのが当たり前、ずっと働き続けなさいというような「圧力」も感じないでもないですが、そうしたい人はそうする、子育てのためにそうしたくない人はいったんリタイアするのもある(男性も含めて)というように弾力的に考えられるとよいなと思います。
いったんリタイアすると、子育てがひと段落して次に就職するときには年齢的に厳しく、パートで働かざるを得ない、しかも、培ったキャリアが活かせないなどということが問題なのではないかと思います。
私の経験から言って「子育て」は本人が真剣に向き合えば確実に人間を成長させます。
今まで考えなかったことにも目を向けるようになり、社会の情勢にも気持ちがいくようになります。それは大きなプラスだと思うのですが、「子育て経験」を正当に評価する企業はまだあまりないようで残念です。
ずっと仕事を続けて得られるものもありますから、当然それらは評価されてしかるべきですが、会社にいなかったときに何をしていたか、どのようなことを感じ、考えていたかをもっと評価して積極的に登用する会社があれば、多くの女性がもっといろいろ選択できてよいのではないかと思います。

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