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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

18歳から選挙権

昨日の参院本会議で、選挙権年齢を20歳から18歳に引き下げる法案が全会一致で可決したそうです。これにより有権者が240万人増えると報道されています。
有権者が増える改正は70年ぶりだそうです。
そうかと思いちょっと検索してみると、第二次世界大戦前は25歳以上の男子に限られ、その前はさらに納税要件があったりして、今のように20歳以上の男女すべてに選挙権が与えられたのは1945年の現在の憲法制定後なんですね。
なんか、当たり前のように思っていますが、歴史的にみると年齢要件だけで選挙権が与えられるという考え方は、結構新しいんだなと思います。
18歳はまだ早いとか大人になってないという意見もあるようですが、私は賛成です。
政治というのは未来を見据えて行い法律などもそれに見合って作るわけですから、若い人が投票権を持つのはよいことだと思います。判断力がどうのと言ってもいい年をした大人だって、そのあたり怪しい人は意外といるような気がしますから。
さて、社労士の世界では「18歳」というのは結構でてきます。

遺族基礎年金や遺族厚生年金、労災の遺族年金の権利者としてでてくる「子」というのが、「18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間」という要件があります(一定の障害があれば20歳まで)。
障害基礎年金には「子」の加算があり、一定以上の加入月数のある老齢厚生年金にも「子」の加算がつきます。
よく「18歳年度末」などと略して言ってしまいますが、高校卒業までというイメージだと思います。
高校を卒業すれば、もう一人前、独立してなんとかやっていけるでしょうから、給付はおしまいねというようなイメージなのだと思います。
今般の改正は「18歳」ですから、高校3年生在学中に選挙権を得られるということになり、前述の給付制限年齢よりもさらに前倒しの年齢ということになります。
社会保障関連予算にしても、日本は高齢者にばかりお金をかけ過ぎるという意見もあり、若い人たちが今後どのような投票行動をとるのか注目されるところだと思います。
高齢者を除き大人の投票率も下がっているので、教育も必要という声もあるようです。確かに、「婦人参政権運動」のように選挙権を勝ち取ったという感じではなく、政党の思惑もあって求めたわけではないのに選挙権をもらうというのは、もらう側にしてみるとどういう気分なのでしょうか。
政治に少しでも関心をもち、自分の頭で考え与えられた選挙権を有効に使っていただきたいものだと思います。

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