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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

女性の活躍は男性の意識改革から

私が懇意にしている社労士のうちの一人(男性)は人生における大先輩で、大企業の重役を務めて退職した後、試験を受けて社労士になり、社労士ほどビジネスチャンスがいろいろある士業はないとよくおっしゃっていて、それを実践しているような方です。
同じ研究会に所属しているので、話す機会も多く、研究会のリーダーとなった私をいつも励ましてくださるありがたいお方です。
でも、時々、古き良き時代の企業人だなと思うときがあります。
先日も茶飲み話をしていたら、「別にあなたのことじゃないんだけど、やっぱり女性のリーダーってのはどんなに優秀な人でも、ちょっとまずいと思うときがある。」とおっしゃいます。
これ以上は関係各方面に差しさわりがあると困るので、一般論として書きますが、要するに、女性は「清濁併せ吞むことができない。潔癖すぎるきらいがある。優秀で頭がよくても組織の長はそれでは務まらない」ということのようです。

人間関係をうまくやっていくためにはそうかもしれません。意見が合わない人や何となく好きになれない人もうまく組織の一員として動いてもらわなくてはいけないからです。
しかし、組織の方針や組織としてどうあるべきかの立ち位置を考えるときなどは、潔癖すぎるぐらいでちょうどいいのではないでしょうか。
「清濁併せのむ」などと言っているから、コンプライアンスを軽んじ、データ改ざんを見逃し、談合を行い・・・なんてことがはびこるんではないでしょうか。
このところ、大企業が様々な不祥事を起こしていますが、謝罪している組織の長らしき人は皆男性です。

今年、国会で女性活躍推進法(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律)が成立して、来年4月から施行されます。
常時雇用する従業員数301人以上の企業に対して定量的な目標(数値目標)、実施時期、組織内容、取り組み期間の4点を必須記載事項として「行動計画」の策定、届出、周知、公表を義務づけました。(300人以下は努力義務)
法律で女性を登用するように縛りをかけないと、なかなか進まないということなのでしょう。
多分、能力のある男性ほど女性の能力を認めていると思います。女性にはかなわないと公言する人もいるくらいです。能力のない男性ほど、女性の能力を認めたがりません。
一般的に女性は、コミュニケーション能力が高く、細かいところによく気がつき、真面目で粘り強く、勉強熱心、となれば、組織の中できちんと指導してあげれば相当に伸びていく人材でしょう。
しかし、「男は仕事、女は家庭を守る」という因習?が女性の活躍を阻んできました。今、そんな意識はかなりなくなったと思いますが、「長時間労働ができない」や「酒席につきあえない」人は出世できないという企業はまだまだあると思います。
逆に言えば、「長時間労働がない」、「酒席に出られなければ出なくてもよい」というような会社は、女性だけではなく、男性も働きやすいはずです。
女性活躍推進法もよいのですが、まずは男性の意識改革をして、企業にとって女性の持つ男性にはない能力は必要なのだ、それを活かすためには企業としてどうしたらよいかというところに目を向けないと、女性の活躍する場はなかなか広がっていかないと思います。

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