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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

給料の締切日について考える

当地は、イチョウの街路樹が黄色に染まり、ハラハラと散って道を彩っています。
夜はイルミネーションが灯りだし、街の風情はすっかり晩秋から初冬へと進んでいます。
季節の変わり目のせいか、このところ、どうも体調が思わしくありません。
身体に力が入らないような気がしています。
多少、飲み過ぎの気もあるので肝臓が弱っているのか、お酒を控えないとと思いつつ、何やかやでアルコールぬきの夜はないんですね。これがまた。
とまあ、私事はこれぐらいにして、表題の話は、先週、懇意にしている先輩社労士からもらった電話をきっかけに考えたことです。
電話は、給料の締切日が10日締めで翌月5日払いの会社に10月30日に入社した人の社会保険料についてなのですが、この人は、11月5日に支払われる給料は締切日の関係で0円です。
しかし、10月に入社しているため11月末に支払われるべき10月分の社会保険料の負担は発生する。
給料がないので、12月5日に支払われる分から10月分と11月分の2か月分を差し引くことにしますが、12月5日支払われる給料もまた、10月30日から11月10日までに働いた分なので、普段の1月分よりも少なくなります。

その少ない給料から2か月分の社会保険料を差し引くのは気の毒だなということと、本人から何等かのクレームがあった場合の対応の仕方等について、ちょっとした意見交換をしたのです。
法律的には社会保険料は資格を得た月から資格を失った前月まで負担しますので、前述のやり方で問題はないわけですが、道義的にちょっと考えてしまうというところなのだと思います。
普通は、会社の給料の締切日に入社日を合わせることも多いと思いますし、ここまで、締切日と支払日が離れているのもそんなにはないからレアケースだろうと思ったら、その先輩社労士の話だと、締切日と支払日がかなり離れている会社が結構あるとのことです。

労働基準法24条にある賃金支払の五原則と呼ばれる事項が規定されています。①通貨で②直接本人に③全額を④毎月1回以上⑤一定期日に支払うというものです。
締切日と支払日が1月以上あいていたら抵触してしまいますが、そうでなければ法に触れることはありません。でも、離れていると、前述のような事例がでてきてしまうし、入社して1月以上もまともに給料をもらえないということになりますから、ちょっとどうなんだろうと思いますが、これは致し方ないということになるでしょうか。
締切日と支払日が離れていると給料計算するのに時間的余裕があってよいなどが考えられますが、何となく、給料を出し渋っているようにも見えてしまいます。
就職するときにもちょっと考えてしまうのではないでしょうか。
このあたりの常識的な範囲というのはどれぐらいなんだろうか。普段、私は給料計算事務はやらないことにしているので、自分が体験したり人に聞いたりしたりした範囲しかわかりませんが、冒頭のような締切日と支払日の間が25日も離れているのは聞いたことがなかったなーと思いました。

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