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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

選べることはいいことだ

昨日、大手化粧品メーカーで育児のための時短勤務をしている社員も、そうでない社員同様に、土、日、勤務、平日夜勤務のシフトに入るようにするというニュースについて書きました。
子育ての場合、期間限定ですから、一律にそうするのではなく、そうできる人、したい人はする、できない人はしないというように選択できるとよいと書きました。
現実には、今まで慣例としてそれが免除されていたために、忙しい時間帯に人手が足りないという不都合があり、社内でも時短勤務者とそうでない人の間がぎくしゃくすることもあったと会社側が説明していました。うーん、そのあたりの人間関係は確かに難しい面があるとは思いますが、会社のもって行き方によりかなり変わるのではないかなとも思います。
子育ては個人の問題ではなく、次世代を育てるという社会全体の問題でもあると考えれば、子育てを応援するのは当然のこととなるでしょう。
また、時短勤務についても、子育てだけではなく介護などに直面した場合も同様にできるように整備すれば、子どものいない社員にもいつか自分も同じ立場になるかもしれないという気持ちをもてるでしょう。
そして、何よりも選択肢が多いということが働きやすい環境となるのではないかと考えました。

来週、いよいよ最高裁で判断が出る予定の「選択制夫婦別姓」の問題もそうです。
私には、何故、かたくなに反対する人がいるのかよく理解できません。
選択制なのだから、したい人がする、したくない人はしないのですからいいではないかと思うのですが。
選べないより選べる方がよくないですか?
私の友だちで自分の今の姓が嫌だから結婚して変わるのはうれしいと言っていた人がいました。逆に愛着があるから変えたくないという人もいました。

遠い昔の自分を振り返ってみると、「鈴木」というありふれた姓にするのは抵抗がありました。かと言って旧姓も特に変わった名前というわけでもなく、強い愛着があるというほどでもありませんでした。それでも、自分の名前には夫の姓より断然旧姓の方が字面などがぴったり合うような気がして、変更したくないという思いは少しありました。
もしかしたら、夫にそれを言ったら「別にいいよ」と言ったかもしれませんが、彼も会社勤めをしていたし、当時は夫婦別姓の話などない時代でしたから、私の姓にするのは、家族や会社の人にあれこれ言われて、なんかかわいそうかなと思い、言いませんでした。名前は他の人と自分を区別するための記号のようなもので、自分の中身は何も変わらないんだと自分で自分を納得させたのでした。
なので、結局夫の姓になりましたが、預金通帳などの氏名変更手続きなどが面倒だったような記憶があります。
社員数がかなり多い会社の営業所で仕事をしていたので、本社の関連部署の人とのやりとりで別人と思われたりしてちょっとした混乱もありました。
積み上げてきたキャリアをもつ女性も増えている現在は、仕事上も変えるのは困るという人がいるのはよくわかります。

夫婦同姓にすることがいけないのではなく、慣例として98%が男性の側の姓となるために女性が著しく不利益を受けているということが問題なのだと思います。
事実上、女性には選択肢がないと同様ですから、この問題は早く法律改正により解消してほしいと思います。「選べることはいいことだ」と私は思います。

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