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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

国会議員の育児休業

夫婦ともに国会議員のカップルが、2月に出産を控えていて、男性議員が1か月の育児休業を取得する意思を表明したことについて、賛否両論が起きていると報道されています。
衆議院規則に育児休業の規定がないために、それを作るように当該議員が提言書を衆院議長に手渡そうとしたところ、「国対幹部」(党の国会対策委員のこと?)に呼び出され、結局提出することができなかったと朝日新聞に記事がありました。
なんでも、週刊誌にも書かれて批判されているとか。「子どもを使って売名行為をしている」、「税金で給料をもらっているのだから民間とは違う」などと批判されているらしいのですが、これから子どもが産まれるんだから、みんな祝福してあげましょうよ。
税金で給料もらってるのは一般の公務員もいっしょでしょ? しかも、たったの1か月ぐらいいいじゃないですか。と思うのは私だけでしょうか。

男性が育児休業を取得することに対して、女性より風あたりが強いようですが、育児は夫婦で協同して行うことですから、それぞれの家庭の事情で判断するべきことと思います。
国会議員であっても子どもの面倒をみてくれる人が身近にいなければ、夫婦でやりくりしなければならないでしょう。
批判をする人たちは実際に自分の手で赤ちゃんを育てたことがあるのでしょうか。
生まれたての赤ちゃんは、3時間おきの授乳やおむつ換え、夜泣きが激しい子もいれば、わけもなく泣いてる子もいてなかなか大変です。
経験すると、自分も親にこのように育ててもらったんだなということがわかり、感謝の念がわきます。自分の力だけではどうしようもない、自分の意思の通じない世界を垣間見るような気分も経験して、謙虚な気持ちにもなります。
人間性を豊かにする「感謝の念」と「謙虚な気持ち」をもつことができ、私の場合は、何でも自分の意思のままに自由に生きられると思っていたことが、根底から覆されました。
育児は人間性を育ててくれるまさに「育自」なのです。
育児休業を取得することを批判する人たちは、「育児」を軽んじていないでしょうか。その間、仕事ができなくなるというマイナス面ばかり見ないで、仕事はできないけれど、それに代わって得るものが大きく、復帰後の仕事に必ずプラスになるであろうというプラス面を見ると、また違うのではないかなと思います。

少子高齢化、核家族化など、子どもを育てていかなければ年金制度も社会保障制度も経済もまわっていかないのですから、社会全体で子どもを育てていくぐらいの気持ちにならないとだめだと思います。
議員規則はさっさと改定して育児休業に関する規定を作るべきでしょう。給料についても、もらい過ぎだというのなら、民間の雇用保険の給付なみに3分の2にするなど、協議して決めればよいことだと思います。

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