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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

アイドルも労働者?

 「国民的アイドル」(ということになっているらしい)グループの解散騒動が報じられてから、ようやく沈静したようです。
ラジオを聞いていたらNHKのニュースでもこの問題を大きく取り上げていたことに、正直言って「へぇー」と驚きました。
芸能ニュースならいざ知らず、普通のニュースって政治、経済、社会一般、国際とそんな分野のニュースを発信するものと思っていたからです。
ひとまず解散しないことになったそうですが、一部では事務所の「縛り」について批判が出ているようです。
このグループに限らず芸能界で成功した人が事務所を独立してから仕事がなくなるとか、大手事務所ほど業界に顔がきくため、いわゆる「干す」ということができるらしいですね。
そうなると、個人の契約に対する自由がなくなる可能性があり、巨大企業対弱い一個人という構図になり、一個人が泣くということらしいです。

 芸能事務所がどういう契約をしているか知りませんが、もしタレントと「雇用契約」をしているとそのタレントは「雇われて働いてその仕事に対する賃金を受け取っている人」で労働法上の労働者ということになります。
ただし、芸能事務所側はそういうことは承知していて、「請負契約」とか、「業務委託契約」というような形式の契約をしていて、タレントは個人事業主的立場であるから労働者ではないという話になるのかもしれません。
私は、その業界の契約実態というものを全く知りませんから、これ以上は勝手な野次馬の勝手な推察ということになります。
実態として労働者性があれば労働法の適用対象となり、労働組合も作れつくれますが、このあたりは、かなり個人事業主的なプロ野球選手にも労働組合が認められているので、タレントも事務所に「雇われている」人なら労働組合を作ることができるのではないかと思います。

しかし、このグループの場合は労働組合があったとしても個人的な独立するかしないかについて、労働組合はあまり関与できることがないと思うのですが、もし、ヨーロッパのような会社ごとではなく同じ業界の中で横断的な労働組合ができていれば、独立したり、移籍したりしたタレントが「干される」というようなことに対して、労組として交渉したり物申すことはできるかもしれません。
かと言って、「アーティスト」というような側面があるタレントに労働組合を作れといっても多分難しいような気もします。
「アーティスト」って、孤独の中で思考して何かを創りだすというようなイメージが私にはあるので、みなんでつるんで、みんなでよくなりましょうということと、何となくなじまないようなイメージがあります。
と、普段、テレビのバラエティ番組などあまり見ないおばさんが、全く勝手な想像をしてしまうほどの大きな騒動で、つくづく平和だなと思いました。

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