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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

夫婦とは?映画や本で考える

 当地は若葉が美しく風もさわやかでゴールデンウィークまっただ中です。
というわけで、法律などとはちょっと離れた記事を書こうかと思います。
先週、「さざなみ」という映画を観ました。
イギリスの都市の郊外で暮らす会社勤めをリタイアした夫と元教師の妻、大きなワンちゃんのいる穏やかな二人だけの老後の生活です。
友人たちを招いての結婚45周年記念パーティを1週間後に控えた月曜日、夫に届いた1通の手紙がまさに妻の心にさざなみをたてていくのですが、ヨーロッパの映画祭で数々の女優賞を受賞して、アカデミー主演女優賞の候補にもなった主役のシャーロットランプリングの顔の表情の作り方が全編で秀逸です。
その分、夫役の俳優も名優らしいのですが、私にはあまり印象に残りませんでした。それだけ、シャーロットが圧倒的な存在感だったのだと思います。
いつも思うのですが、欧米の女優は若返りのための整形なんて一切していなくて、今の自分を堂々とさらしている人が多いのが好感がもてます。
自分の今に自信を持って生きている姿は素敵だなと思います。多分、世の中も若さばかりを求めたりはしないのでしょう。

 さて、これから映画をご覧になる方もいらっしゃるかもしれないので細かいあらすじを書くのは控えますが、私自身は主人公の「さざなみ」についてそういう気持ちもあるかなとは思いましたが、ほとんど共感できませんでした。私だったら全然違う反応かなと思いました。
出会う前の夫の亡くなった恋人に対する夫の態度が「さざなみ」の原因なのですが、45年間の夫婦の関係性まで疑いを持つということがあるんだろうか。
もしかしたら、以前からしっくりこない何かを感じていて、それが噴出したのかな?
夫婦はやはり他人だからなーとかそんなことも考え、一緒に見た夫としばし様々なことを語り合うことができました。

そんな映画を観た後で読んだ今話題のベストセラーの「幸せになる勇気」という本には夫婦の関係性について心理学者アドラーの意見が明確に書かれています。
人は愛する人と結婚することにより「私」から人生の主語を「私たち」に変える。「私たちの幸せ」を求めることにより「私」から解放されて真の自立を果たすことができる。というものです。
そして、「運命の出逢い」などない。人は毎日誰かに出会っている。幸せになるためには、愛されることを待っていてはだめだ。誰かを自ら愛さなくてはならない。愛する勇気を持たなくてはいけない。
などと書いてあって、独身の若い人はこれをエールと受け取るか、そんな簡単ではないと反発するか、興味のあるところです。
お互いに「私たちの幸せ」を求め続けることができるかが夫婦の関係性をよくすることにつながるのかな、そんなことを考えたのでした。


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