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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

オリンピックの「感動秘話」に感動

世間がお盆休みの間にあれをやろう、これをやろうと思っていたことをせず、オリンピック、始まるとついついひきつけられて観てしまいます。
メダリストだけではなく様々な選手のことをもっと報道してほしいですが、メダリストの報道の中で出てくる「感動秘話」的なことも興味深くて新聞やネットを見てしまいます。
先週、最もひきつけられた「感動秘話」は、競泳女子200m平泳ぎで 金メダルを獲得した金藤理絵選手の話でした。所属して支援を受けているのは東京下町にある社員数61人の中小企業です。
この会社のHPによると、創業1946年といいますから、第二次世界大戦後すぐです。赤ちゃんのおむつカバーを製造する会社としてスタートしています。
1970年代に水泳帽子に進出してその後スクール水着も製造するようになり国内シェアはトップクラスということです。
80年代からは介護用品に進出、「介護」という言葉を発明したと社長のご挨拶にあります。
金藤選手と契約したのは2011年、社員の一人が金藤選手のコーチに水泳を習ったことがある縁でコーチに頼まれたことがきっかけだそうです。遠征費などを支援して、水着に対するアドバイスなどをもらったそうです。

 スポーツ選手との契約は初めてで戸惑ったこともあったそうですが、海外遠征での様子を社内報に掲載したり、報告会に招いたりして次第に社員との絆を深めていきます。
しかし、2012年のロンドン五輪には国内選考会で敗れ出場できませんでした。
落ち込み、水泳を辞めようかと考える金藤選手に社長が手紙を渡したり、子どもたちの水泳教室に招いたりして水泳の楽しさを思い出してもらうようにするなど、会社として惜しみない応援をします。
大企業などはスポーツ選手と契約しても成績が振るわないと契約解除する場合が多いと思いますが、この会社は「社員は家族」という考え方を社長が貫きます。
辛い時こそ励まし力になるのが家族だということだったのでしょう。
経営者も社員も全員が顔の見える家族的関係の中小企業の良さが発揮されたエピソードだと思いました。
気を取り直して練習に打ち込んだ金藤選手は今年に入ってから、日本新記録を出し金メダルが期待されていました。
プレッシャーにつぶれることもなく見事な金メダルで、掲げた日の丸はずっと応援し続けてくれた会社のみんなが寄せ書きをしてくれた日の丸です。
晴れやかな笑顔の写真、とてもいいなと思いました。

この会社は今日までお盆休みとのことで、HPには、金藤選手について日本新記録でオリンピック代表になったというところまで掲載されています。
休み明けには金メダル獲得について更新されることでしょう。
成功している中小企業というのは、結構社員一人ひとりを大切にする会社が多いように思います。もちろん、それだけで経営がうまくいくとは思いませんが、人間関係がうまくいかず会社を辞める人が多いというのは各種の調査で明らかです。
経営者の考え方でその部分はカバーすることができると思いますので、私もこういうニュースはとても興味深いと思いました。

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