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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

深夜のビジネスホテルの危険性

 このところ、有名女優の息子の強姦(文字が恐ろしいので以下レイプとします)致傷事件がメディアで話題となっています。
息子も俳優として売り出し中だそうですが、私はテレビのバラエティやドラマはほとんど見ないのでお母さんの方はわかりますが、息子の方はよく知りませんでした。
レイプは殺人に匹敵する犯罪行為だと思います。望まない性行為を暴力によりさせられるなどということは考えただけでおぞましく気持ちが暗くなります。
レイプ被害に遭った女性が精神のバランスを崩したり、一生苦しむという話をものの本で読んだことがあります。私が子供の頃好きだったアメリカンボッブスの女性歌手も旅先でレイプ被害に遭って、声が出なくなって歌が歌えなくなったという話も以前聞いたことがあります。
女性の尊厳を踏みにじり、人生をだいなしにする「魂の殺人」と言ってもいい行為だと思います。
事件について、私は何かをコメントするつもりはありませんが、社労士として、深夜のフロントに女性ひとりだけを勤務させていたビジネスホテルの管理体制に疑問を持ちました。

 様々な人が泊まるビジネスホテルですから、意図的に前述のような事件を起こそうと思えば可能かもしれません。現実に事件が起きたわけですから、深夜に客室に女性従業員だけで行かないという管理体制はできていなかったようです。
女性が深夜に一人で勤務するときの危険性について会社はもっと考慮しておくべきではなかったか。少なくとも、客室には行かないようにするというところが社内マニュアルで徹底されていたかはわかりません。
使用者には雇用する従業員に対して安全で快適な職場環境を提供する義務があります。
「安全配慮義務違反」として裁判になったら、この会社はかなり厳しいのではないかと思います。
そのような事件が起きることについて予見できたかどうかというところが問題になると思いますが、ちょっと想像力があればわかったのではないかと思います。
ビジネスホテルに泊まるのは真面目で犯罪には無縁な人ばかりとは限りません。

6、7年前にある会社の就業規則の見直しをしたとき、女性従業員は午後10時以降勤務させないという条文がありました。私が社労士になる前に労働基準法では、女性を保護するために深夜勤務を禁止していたのですが、平成11年4月に廃止になっていて、古い就業規則だったため残っていたんですね。
ですから、女性が1人で深夜フロントで勤務することは違法ではありません。
しかし、前述のように職種や職場の状況によっては危険性がありますから、使用者は様々な危険性を予見して予防する努力を最大限配慮しなくてはいけないと思います。
昨今、人手不足で深夜のコンビニなどでも女性が1人で勤務する場合があるそうです。
このようなおぞましい事件が起きないように、使用者の皆様には是非安全対策と労務管理について万全をきしていただきたいと思いました。

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