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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

教育再生会議にやってほしいこと

今月5日に当ブログでも取り上げた(参照)教育再生会議の子育てについての提言はとりやめることになったようです。(新聞記事参照)


「親子が一緒に成長する場づくりについての緊急提言が必要」ということで提言作りに着手したらしいのですが、結局常識的な生活習慣を並べただけということで、首相官邸から「待った」がかかったということらしいです

昔から言い古されていることを並べただけだし、押し付けがましい感じもあって、私は最初から「どうなの?」という感想を持っていました。だから、提言を引っ込めたことについては、まあそれでいいかなという思いと、そういうことを出したり、引っ込めたりするのは、教育再生会議というものが随分軽い感じだなあという印象もあります。


「親子が一緒に成長する場づくり」という方向は間違っていないと思うのですが、再生会議側が迷走してしまったということでしょうか。


ITや携帯電話の普及など世の中の変化につれて、子育ては難しくなっていると感じますし、悩んでいる親も多いと思うので気楽に相談できるような場があるといいんだろうなと思います。


そんな子育てのことを考えていた数日前でしたが、NHKのBSで深夜の時間帯(12時から1時の間)にイギリスで行われている「EQ教育」というのをちらっと見ました。寝る前に新聞を読んだり歯を磨いたりと「ながら視聴」でじっくり見たわけではないのですが、脳は大脳部分の理性をつかさどる箇所と大脳辺縁系と言われる感情をつかさどる部分があり、前者はいわゆるIQで測ることができる、後者が「EQ」という能力で、「EQ」能力を高めることが総合的な「人生をより良く生きる力」につながるというものです。


実際に小学校で行われている授業を見ると、日本で言うところの「コミュニケーション能力」というのに比較的近いかもしれません。自分の感情をきちんと言葉で表現できるようになることによって、感情の爆発を抑え相手の感情も推し量ることができるようになるというものです。


興味深かったのは、5歳の時点で「我慢ができる子」は18歳時点で学業の成績もよく友達関係も良好で、そうでなかった子と統計的に明らかな差があるという実験結果です。


「我慢ができる子」というのは、自分の好きなお菓子を目の前に置いて5分間食べないで我慢するということをよく言い含めて、1人にして別室から観察する実験で、最後まで我慢できた子です。


何とかお菓子を食べないようにと、小さな子供ながら、歌を歌ったり、顔の表情をいろいろにしたり、身体をうごかしたりと気持ちをそらせて我慢しようという様子がカメラに捉えられていて、思わず笑ってしまいました。「いいや、食べちゃえ」という感じでお菓子に手を伸ばす子もいて、我慢を教えるのはなかなか親にとって難しいことだなあと、あらためて思いました。


そういうところに目をつけて実際に教育で生かそうとしているのは、やはり「進んでいる」という印象を持ちました。教育再生会議にも長い目で見た「その子が幸せになれる方法」を研究、提言してほしいと思います。

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